自分が何でこんなにk-popにハマってるのか?って良く考える。音楽的に言えば、ハングルという言葉のシンコペーションがダンスミュージックにとっても合ってて面白いし、どこの国にも似てない不思議な音楽というのも好きな理由。そしてみんな美人だし(ミナ!チェウォン!)、ダンスも面白いし、素顔を見せるプロモーションも楽しい。でも、どれもこれ!って感じはしなくて。何でこんなにハマったのかなぁ?っていつも思ってた。
でも今日気が付いた。最近はLe SserafimやIVEから、一部のメンバーがかつて所属していたIZ*ONEまで興味が行ってて。そのIZ*ONEが誕生したproduce48の動画も見るようになってた。
そこには最終的にメンバーに選ばれるカン・へウォンという女の子と、AKB所属の佐藤美波という女の子が出ていた。カンちゃんは何となく名前がわかる程度。美波ちゃんの事は今日知ったくらいの感じ。どちらにも思い入れはない。
でもその映像に映っていたのは、ピュアな2人が心を通い合わず物語だった。韓国で行われるオーディションで、不安な表情で震える日本人の女の子を、優しく助ける韓国の女の子がそこにはいた。その2人の姿にハッと思った。自分は、色んな複雑な関係の両国の人間が、心を通い合う、その姿に感動したのかもしれない。そんな事を思った。
自分のk-popの発火点はTWICE。その何に反応したかというと、日本人のミナが不安障害になる中、メンバー全員が献身的に支える姿だった。そこから、韓国人らしい激しいナヨンと、日本人のモモが友情を育む姿を見るようになる。ミナとチェヨンのスウィートなカップル、ミチェンの姿も見る。もうとにかく、この人達の絆を色んな場面で見た。それは涙無しでは居られないし、心を鷲掴みにされた。
そしてLe Sserafim。このグループはサクラの人間の大きさがベースになってるんだけど、とにかくメンバー同士、心が通い合っている。そこに感動した。
ロックバンドに仲の良さなんて求めない。どうでも良い。けど、k-popの場合、国籍の違う人達が、お互いの違いを超えて分かりあう姿にはめちゃくちゃ心を動かされる自分がいた。音楽の面白さもあるんだけど、人間の奥深さ。それが見えるのがk-popなんだと思う。
自分は右でも左でもない。国家としての韓国の振る舞いには首を捻る所は沢山あるし、色々文句がある人の事はわかる。でもそれは国同士の利権、もしくは交渉の中での話だし、それを人同士、国民同士の関係に落とし込むのは違うと思う。そんな状況を乗り越えて、友情を育むk-popアーティストの姿にはグッと来る。これを文化的な侵略だと言う人もいるけど、そんなのはくだらない解釈だと思う。逆にJ-popとか、アニメに反応する韓国の人もいるわけで、文化の主導権争いを政治の世界に引き摺り出すのは勘弁して欲しい。単純な人間同士の心の通い合う姿。それがk-popの真髄。だから人間性を重視するJYPのアーティストが好きなのかもしれない。最近はNMIXXを良く見てます。リリーとへウォンにやられてます。歌上手すぎ。あとは、日本人がいないのがなぁ。基本グローバルガールズグループが好きなのかも。
今日は自分がk-popが好きな理由を完全に理解した。国や人種を超えたい。そんな思いを超越するのがk-popなのかもしれない。JYPは、桑田佳祐さんを尊敬してるんだよね。TUBEのシーズン・イン・ザ・サンが好きだって。面白い。国の関係を超えて、国民同士は仲良くしたいよね。その下地は出来てると思う。k-pop偉大だよ。日本のアニメと同じくらい偉大。