昨日は友達の奥さんの通夜だった。葬儀場の最寄り駅まで電車で向かう。途中からはびっくりするくらいの土砂降り。それどころか雷が近くに落ちまくる。年一レベルでしか経験できないような近い落雷が、10回近く落ちたと思う。みんな駅で足止め。まるでこの葬儀を忘れられない1日にしてやる!と天国に向かった彼女が盛り上げているような。そんな感じがした。実際一緒に出席してた田村君ともそんな話になった。彼女ならやりそうだ(笑)
本当に明るい人だった。祭壇も明るくてとても良かった。遺影もお酒を飲んでいる写真で、らしいなと思った。友達の彼女として出会い、その後友達の奥さんになった。その結婚式で、本当に相川七瀬さんのバックをやってたメンバーと新郎を従え、彼女は歌を歌った。歌った歌は「夢見る少女じゃいられない」。それは結婚式に歌う歌ではないと思う(笑)
今日は通夜が始まり、お坊さんがお経を読み始めると、カミナリが落ちて一度場内の電気が全て消えたらしい。見えるのは蝋燭の炎だけ。通夜でさえ、ライブの演出のようにしてしまう。そんな人だ。
他の人から聞いた彼女のエピソードで面白かったのは、友達と付き合い始める前。60万円を競輪だかで一発勝負で賭け、800万円ゲットしたらしい。本当に豪快で、楽しくて、とにかく明るい人だった。
顔を見せてもらったけれど、とても綺麗な顔をしていた。亡くなる前、なんと毎日パックして、肌を綺麗にしていたそうだ。亡くなる前にそんな事する人いる?やっぱり彼女は特別だった。
通夜を終えた帰り道。雨は止んでいた。それぞれの家路を急ぐ。電車を乗り継ぎ、駅に着き、我が街の空を見上げた。雨は上がっていたので、傘も差さずに歩いた。するとまたパラパラと雨が。そしてそれは家に着く直前、ゲリラ豪雨になった。なんと最後まで騒がしい。流石だなと思った。今日という日は忘れられないだろう。いや、忘れないだろう。空に星は見えなかった。でも流石に雨振りすぎだよ。最後まで騒がしいんだから。