今日は午前中に衣替え。急に寒くなって、この間まで30度超えの夏日だったのが嘘のように、秋もすっ飛ばして冬の匂いがして来た。流石に短パンとTシャツじゃないだろう?という事で冬服を出した。
衣替えしながら、録画してあった横尾忠則さんのドキュメンタリーを見た。いや凄いよ、老いてなお止まることのない創作意欲。でも面白かったのはそこじゃなかった。運命について語った所。
横尾さんは運命を信じる派で、流されるまま、ただそれだけでやって来たそうだ。運命に抗って自分の信念を突き進むのも一つの道で、それを否定するわけではないけれど、この運命という波に乗ってしまえ!という軽やかさがとても素敵だなと思った。運命に流されるという事は、先は見えない。予想も出来ないことが起きるという事。それを受け入れる度量もなきゃいけないし、そんなに簡単じゃないよなとも思った。
1番面白かったのは、絵の完成はどこで判断するのか?という話題。その判断理由はなんと、書くのに飽きたら。もう描くことが無いとか、そういう事じゃなく、飽きたから。なんて単純で、なんてわかりやすい判断理由。それもある意味、運命に流されていると言えるのかもしれない。
自分も今運命に流され始めてるように感じてます。この流れでどこに辿り着くのかはさっぱりわからない。でも今回はちょっと流れに乗ってみようかと思ってる。前に僕の師匠に当たる高橋Pに言われた言葉。「お前に出来ると思ってるからその話は来るんだと思うぞ」を、今回は素直に聞いて。普段は人の言う事全然聞かないのに。まあ運命がどうかは知らないけど、嫌じゃ無いならやってみようって感じですかね。
昔から自分の所には思っても無い仕事が舞い込む。そういう運命なのかね。