作詞は難しい

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今日はずっと作詞作業。先ほど提出。コンペだけどね。しかし作詞のコンペは数が本当に減った。自分の所に来てないだけかもしれないけど、作曲の20分の1とかそんなもんな気がする。


いつからか、曲を自分で作る人が増えた。確かに今はテクノロジーの進化もあり、誰にでも音楽は作れる。アイドルが曲を作る事も多くなった。良い音楽かどうかはまた別だけど、実際作る事は出来る。特にメロディーだったら、鼻歌の延長でも作曲には違いなく、まぐれ当たりもあり得なくはない。


でも、作詞は違う。書けない人には絶対に書けない。まあ出来ても日記の歌詞。書いてある内容そのままの歌詞。でも作詞はそういうものではない。言葉の外に世界がないといけない。白と黒の間の灰色を、その灰色の度合いをシンプルな言葉で言い表すのが歌詞。そんな作詞表現の感覚がない人の作詞は聴いてられない。読んでられない。見てられない。だからそんなのはプロに頼んだ方が良いと思うんだけど、そんな方向にはなかなか向かっていかない。まあその人のフィーリング、人となりまで掴んで、書けるプロがどこまでいるのか?ってのもあるんだろうけど。


久しぶりに作詞に挑戦して、やっぱり難しいと思った。作詞のプロというのはちょっと頭の構造が違う気がする。これは訓練でどうにかなるものではない気がする。持ってる人が磨く事は出来ても、持ってない人が掴むのは難しい。


まあ自分は持ってると信じてやってるだけで、実際に持ってるのかは、わからないよね。判断するのは自分以外だから。まあとにかく作詞は難しい。そんな事を今日は痛感しました。