スマイル

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昨日はthe MADRASのレコ発ワンマン。251にて。今までのライブで1番楽しかったかも。良かったとか、感動したとかなら他にもあると思うけど、楽しいは今回が1番だった気がする。

フロアもステージもみんな笑顔だった。漂う多幸感。愛情が円を描いて流れているような、そんな感じ。みんなマドラスが好きだし、マドラスも来てくれたみんなを抱きしめている。


元々マドラスの楽曲って優しさが溢れてるし、弱虫を抱きしめるような楽曲ばかりなんだけど、それはその感覚にピッタリな、みつきちゃんのリズムが大きい気がする。元々リコ君が担ってたドラムはもっと厳しさも内包するような、クールな現状認識もあるようなビシッとしたドラムだった。それをミッキーが繋いで、その後かすみちゃんが叩いてた時代に、もう少し優しさに寄っていったように思う。それがみつきちゃんに代わり。みつきちゃんの持つ優しいグルーヴと、マドラスの優しい楽曲が完全に一つになった。抱きしめる感覚が大きくなった。


昨日のライブはみんながしっかり前に出て、顔が見えるライブだった。橋本さんはボーカルだから置いとくけど、マドラスは基本えらちゃんと木下君がスターで、リコ君がバランスとって、それにみつきちゃんが着いて行く。そんな感じのバンドだった。でも昨日は誰が引っ張るとか、誰がスポットライトとか無くて、全員の顔が見えるライブだった。これは普通じゃない。なかなかそのバランスは難しい。そして全員の顔が見えるライブは不思議な事に、フロアにいる僕らの笑顔にまでスポットライトを当ててた。みんなの笑顔が丸見えのライブ。


素敵な時間を過ごした後、打ち上げに見慣れない女の子がいた。その子はマドラスのリリックビデオを見て、ライブを見に来たらしい。なんと、韓国から!そのシオンちゃんという女の子は本当に可愛らしくて、音楽への愛に溢れていた。マドラスと一緒に写真も撮ってもらって、とても恥ずかしそうにしていた。その姿に僕は「キヨー!」と声をかけた。それは韓国語で「可愛い!」という意味。とても素敵なライブの最後に、251に天使が舞い降りたような。そんな気がした。そしてそれは国境を超えてマドラスの音楽が届いた証拠。優しい音楽が間違ってない証拠なんだと思う。


最後の最後まで笑顔の夜。個人的には韓国の人とK-POPの話が出来て満足です。本当にK-POP関連の仕事してるんだって。でも好きな音楽は日本のバンドだそうです。笑