昨日は友達から誘ってもらい、横浜でピロウズのツアーファイナル。自分は下北沢界隈にたまに居るので、打ち上げで一緒になったり、近い友達は沢山居るのだけど、ピロウズのライブは初。新鮮。
自分は「RUNNERS HIGH」は死ぬほど聴いたけれど、それ以外はそれほど聴いてないから、熱心なファンとは言えない。今回のライブはレア曲満載で、コアファン向けの内容だったみたいだけど、あんまり関係ないよね。だってロックンロールなんだもの。
さわおさんのカリスマと歌、シンガロング出来るメロディー、ピーちゃんのギターリフと、沢山魅力は感じたけど、圧倒的にシンイチロウさんのドラムだったなぁ。ロックンロールの塊のようなドラム。これが凄かった。上手いドラマーは他にも居ると思うけど、ロックをロールさせたら日本一。転がるドラム。唯一無二。特にフロアからライドに行く流れが最高に気持ち良くて。ずっとドラムを追ってた。
ピロウズのオリジナルな所は、このロックンロールなドラムに、ロックンロールなギターではなく、ちょっとニューウェーブというか、テレビジョン的な絡みのギターが乗る所。ザットドッグとかね。その上に歌えるメロディーが乗る。ギター2本だとストーンズの系譜になりがちだけど、そこが違う。リフからコードストロークに行って、待ってましたのシンガロング。これぞピロウズスタイル。
今の若い子達のバンドの始祖って、まあ、スピッツは置いておいて、ピロウズとバンプなんだなと思う。バンプの流れにミクスチャー混ぜたラッドもいるけど、圧倒的にパンプとピロウズ。そのリスペクトを受けてる状態で、完全に現在進行形の、何も終わってないバンドのピロウズはやっぱり凄い。だって、さわおさん何一つ変わってないんだもの。不老不死か?って感じ。
いやしかしロックバンドの良い音してたなぁ。全部の音がしっかり見える。全部の音が自由に踊ってる。空気も読まず、自由に踊る。やっぱりロックンロールってかっこいいな。そう思ったライブでした。
ライブ帰り、狙ったお店にインして友達とサシ飲み。80〜90年代映像が流れるお店で、あれやこれやを話す楽しい夜。お店の味はまあまあだったけど、その時間はスペシャルでした。誘ってくれてありがとう!