先日おじさんの告別式に出席する中で、自分の家族を見つめていた。父親は何も喋らず、母親がずっと喋ってるのはいつも通りで、通夜から出席してホテルに両親と泊まった兄によると、母親は朝4時半に起きた瞬間からずっと喋ってるそうだ。流石に告別式の大事な場面では黙っていたが、それでも喋り出す時があった。
そんな母親ほどではないが、姉と兄、そして自分も含め、うちの兄弟は良く喋る方だと思う。しかも自分は姉と2人、兄と2人になっても特に気詰まりなく喋れる。火葬場に行くバスの中では、兄と姉が2人で並んでずっと喋っていた。どうやら2人も特に気詰まりは感じてないようだ。うちの兄弟は仲が良いんだなと思った。別に全然ベタベタした関係じゃないし、そんな連絡取り合うような感じじゃないけど、根本的にしっかり兄弟としての繋がりがある。それは従兄弟にも感じたから、うちの一族は、何か絆のようなものを熟成して育って来たのかもしれない。
最近は会えてない従兄弟にも会いたいなと良く思う。昔は親族が集まる旅行があったから、毎年会ってた。旅行もいつしかなくなり、祖父祖母が亡くなってからは、正月や夏休みに集まる事もなくなった。どこかで会う機会があれば良いな。出来れば誰かの葬式以外で。