未知なるもの

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今取り組んでる仕事がまったく未知の仕事であり、どう進めるべきか、何から手をつけるべきかわからなくて悩んでいる。本当の意味での経験者は誰もおらず、チームで未開の道をただ進んでいる。まあそれはそれで開拓者精神は満たされるのだけど、不安のコントロールが大変だ。


ただ、未知のものという事は、失敗する可能性もあるけれど、大成功する可能性だって同じようにある。初めての経験だから、何もわからない。自分に出来るのかどうかもわからないが、もしかするとピッタリの役割なのかもしれない。どっちの可能性もあるなら、良い方を考えてやるしかないよな、と思って毎日過ごしている。


未知のものといえば、AIが作るこれからの世界。AIがどんどん生活に入っていくんだろうし、知識があるとか、分析力とかはあまり問題ではなくなると思う。AIに聞けばすぐ答えは返ってくる。そんな中で人が必要とされるのは、AIでは紐解けない人間の無意識とか、そういう深い領域を汲み取れて、表現できる事だと思ってる。自分がやってる音楽というものは、そういう無意識に手を伸ばす行為で、ある意味これから訪れる未来へ向けての修行のようなものなのかな?なんて事も考えてる。自分の中にある未知なるものに手を伸ばし、自分を理解する行為。それが音楽。


とにかく未知なるものは怖いけれど、そこには希望もある。音楽の力で、どうにか乗り切っていきたい。いや行く。