怪物

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昨日は下北沢251にて高橋徹也さんワンマン。あの傑作「怪物」から5周年だって。今の所の最新アルバムですが、「チャイナカフェ」からずっと高橋徹也ファンの自分が聴いても1、2を争う名盤!30年近いキャリアで最新作が良いって凄い事だよ。


そして今回のライブはまず「怪物」の曲を曲順にやる。そしてその後は怪物後に出来た、これからリリースの曲を固めて演奏して、アンコールは定番曲「犬と老人」「真っ赤な車」という変則的なセットリスト。


ライブを見ると、今絶好調なんだなという事がわかる。屈折した高橋徹也ワールドから「友よ、また会おう」なんていう真っ直ぐなメッセージが届いた驚きの「怪物」。そこからまた新しい地平が見えて来た。真っ直ぐ歩いた先の屈折というか、なんともまだ言葉に出来ない世界。これがアルバムになったらどうなるんだろう?楽しみ過ぎる。


今回特筆すべきはベース鹿島さん、ドラム脇山さん、ペダルスティール宮下さんという鉄壁の布陣に加え、キーボードにカメダタク!あのマドラスアコースティックでお馴染みのカメちゃんが、高橋徹也バンド加入!これがピッタリで!和音の感覚が似てると自分でも言ってたけど、佇まいもしっくりくる。音色と音量が絶妙だったなぁ。MS20のつまみを回すたびに起きるマジック!プロフェットの音も良かった!新しい色が加わったバンドは、とても新鮮な演奏でした。カメちゃんグッジョブ!


高橋徹也さんは同い年のシンガーソングライター。同い年の作る良い音楽は、とても刺激になります。久しぶりにバンドでライブやりたくなったなぁ。今年は仕事で難しいけど、来年になったら動き出すかな。音楽って良いな。