昨日は京橋にて、蓮沼執太さんと小林七生さんのセッションイベントに行って来ました。アナログシーケンスや、モジュラーシンセ、あとはノイズ的な音を繰り出す蓮沼執太さんと、ドラムやハーモニカ、パーカッションを奏でる小林七生さんの即興セッション。アート展示の一環なので、もうアートの匂いプンプンな世界。
それでもわかりにくくならないのは、蓮沼さんのキャラクターなのかな?流石にお互い様子見するような時もあったけど、スリリングに攻めてて、しっかりとピークポイントもあって楽しめた。
いやしかしアナログな電子楽器の音は、何故にあんなに魅力的なのか?なぜあんなに暖かく感じるのか?それは自分が音楽を作っていてもよく思う。ああいう音を求める事がよくある。その理由は自分でもわからない。
そんなアナログシーケンスで作られたポップミュージックにはいつも反応してしまう。YMOは勿論、ジョン・グラントのアルバムなんてその筆頭。あとは昨年の大ヒット曲、aespaの「Whiplash」のシークエンスも大好き。これはもう性だなと思う。
最近はデジタルでもそんな音が再現出来るようになって来た。音の好みってのは人それぞれだけど、アナログシンセ好きは決していなくならない。普遍的なものがそこにあるんだなと思う。アナログシンセ、買おうかな。