自分は作詞作曲家という肩書きで生きている。一応草葉の陰にはシンガーソングライターという肩書きも持っているけれど、最近は看板としては掲げていない。そっと懐に忍ばせている。でも忘れてはいない事だけは伝えておく。
そんな中、作詞作曲家が集まってどんな音楽を聴いて来た?って話になると、自分は大体端っこにいる事になる。ビートルズ、ホール&オーツ、シンディ・ローパーくらいは重なるけど、ルーツのパンク、ニューウェーブ、オルタナティブ、インディギターバンドの話になると、みんな何の事やら?って顔になる。シューゲイザーとか、テムズビートなんて言ったらちんぷかんぷん。バンドマンとは話合うんだけどね。それでも最近は、自分も作曲家側の音楽をわかるようになって来た。チック・コリアとか、ハイラム・ブロックとか。
そんな中、今日打ち合わせをした作曲家の人とは話が合った。なかなかそんな事もないので、盛り上がってしまった。まあ音楽の趣味が違くても、話が合う人はいるけれど、今日はなんか、色々ハマった気がする。最近は色んな人に会うので、世界が広がって楽しい。
音楽は個性だからね。その人の色で勝負すれば良い。同じである必要はない。でも沢山聴いて沢山作る。それだけは真理じゃないかな?って最近思う。そんな音楽愛と、創作意欲。それだけが音楽を転がしていくんだと思う。ゴロゴロ。