2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「I Wasn't Born to Lose You」/Swervedriver

シューゲイザーの代表的バンド、スワーヴドライバーの17年ぶりのアルバム。あの時代の空気を真空パックしたような作品なんだけど、このバンドは元々シューゲイザーシューゲイザーしてるわけではないので(なんだこの表現?笑)、シューゲイザーに関係なく、…

「SCARY MONSTERS」/David Bowie

久しぶりに聞いたボウイの傑作を。このアルバムは70年代末からの所謂ベルリン三部作の後の作品で、レッツダンスでバカ売れする前という過渡期の作品。でもこのアルバムはポップとエキセントリックのバランスが絶妙。のちのニューロマ感も先取りしてて、ビ…

「NO CITIES TO LOVE」/SLEATER KINNEY

ライオットガールムーブメントが最後に残した最も芳醇な果実がこのスレーターキニー。なんと10年ぶりに復活!しかもさらに力強くなって復活です!うれしい!ギター2本にドラムというガレージバンドスタイルで繰り出されるR&Rは、ガレージの枠だけに収まらず…

「Everything Ever Written」/Idlewild

スコットランドはエジンバラの雄、アイドルワイルド6年ぶりのアルバム。僕はこのバンドのアルバムを全部持ってるくらい好きなんですが、初期はブリットポップ後のダウナーな時代にむしろグランジ寄りのパンクサウンドで出てきて。その後はREM流れの少し大人…

「DQS」/DQS

ドラム11台の規格外バンド、DQSの初アルバム。リズムというものには音階がないので、リズムを前面に出したバンドになると、どうしてもポリリズムとか、変拍子の世界にのめりこむことになり、難解になりやすい。このDQSにおいても、変拍子やポリリズムは登場…