昨日は刺激的な同学年シンガーソングライターのツーマンへ。
高橋徹也さん主催で、今回は小林君に声をかけた形なのかな。前にも2人でやった事はあるそうで、まあそりゃ合うよね。2人ともクセの強い楽曲が持ち味ですが、2人でスタジオに入った時に「俺達そんなにクセ強くないよねえ?」って話してたらしいですよ。笑
先行は小林建樹。アコギ弾き語りでスタート。最初、最近はこんなロッキンな感じなのか?とびっくりしてたら、その後のMCで「今日は高橋徹也さんとやるからロックンロールを意識して」と話しており、納得。その後はなんかステージが明るくなった?と思ってたら「暗い世相に埋もれたくないし、陽気なステージを心掛けてます」と話しだして、なんか偏屈な人に見えがちだけど、小林君って素直なのかも、なんて。笑
ステージはピアノに移ってからがさらに凄かった。鬼才小林建樹ここにあり。縦横無尽に繰り広げられる魔法の音の世界。タカテツさんと比べたら小林君の方が素直なポップスの部分は大きいかな?と思ってたけど、全く違う。スーパープログレッシブ。でも声がね。歌がめちゃくちゃポピュラリティーあるんですよ。だからお客さんを置いていかない、この絶妙なバランス。これぞ小林建樹。
後攻はタカテツさん。相変わらずのオリジナルなダンディズムで、会場を一瞬で高橋徹也の世界に変えてしまう。
今回2人を比べて面白いなぁーと思ったのは、小林君よりクセが強いと思っていたタカテツさんの曲ですが、最近は特にストレートな曲もあって、やっぱり根底にロックンロールがあるんですよ。シンプルな。でもその分、タカテツさんはストレートに楽曲を奏でても、歌が全て理解する事を拒絶する。オルタナティブで、ニューウェーブで、絶対に秘めた部分がある歌。こちらもそのバランスが絶妙。ある意味真逆の2人なのかもしれない。
そして終盤、タカテツさんのステージに小林君が登場すると、名曲「新しい世界」を2人で演奏!これがめちゃくちゃ良かったんです!小林君の魔法のようなピアノに乗って歌うタカテツさんも、タカテツさんの一筋縄ではいかないメロディーを乗りこなす小林君も、本当に素晴らしかった!アンコールでは今度は小林君の「満月」を2人で。これも良かった!この2人めちゃくちゃ相性良いと思うんですけど。どうですか?みなさん?
同学年の2人がこんなに頑張ってるんだから、俺も頑張らなきゃなぁーって。素直に思いましたね。2人とも仲良くしてくれるんですよ。とても大事な存在です。
その日の夜にアニメ「D4DJ All Mix」にて、自分の書いたリリリリちゃんの曲が、アニメの中で披露されました。2人とは違う場所だけど、俺は俺なりに頑張ってます。なんとなく自分でそんな風に思えたかな。
また2人でやって欲しいなぁ。2人とも一筋縄でいく人ではないですけどねえ。神のみぞ知る世界。苦笑