
昨日は現代音楽の作曲家で劇伴作家としても活躍する、原ちゃんこと原文雄と打ち合わせ飲み。週末にあるイベントについて、細かい所を擦り合わせた。
自分の音楽の理解者って思う人は何人かいて、デビューさせてくれた高橋Pはもちろん、相棒的存在の田村君などがその筆頭格。そしてそこに並ぶくらい理解してくれてるのがこの原ちゃん。でも僕らはまったく逆のベクトルの音楽を志向してる。原ちゃんはキッチリ構築された、重みのあるパンチのような音楽を志向している。それはクラシックというベースが決めるものでもあるし、パーフェクトを目指して音楽を作る。逆に僕の音楽には常に隙があり、その不完全さに徹底的にこだわっている。リアルさが大事で、みっともない事も見せていくシンガーソングライターというベースがそこにある。ローファイシーンやノイズへの愛もそこに含まれる。
昨日話してて面白かったのは、原ちゃんが言った「エガワ君がTWICEを好きなのはそういう事だよね」って言葉。K-POPで言えばだけど、完全無欠なBLACKPINKや、ダンススキルやハイセンスな楽曲で固められたNew JeansよりTWICEを愛しているのは、その完璧ではない所にある。ファンには怒られるけど、スキルやら音楽性はパーフェクトではない。でもそれが何もウィークポイントになってないのが凄い所。むしろ愛すべきポイントになってる。それは彼女達の世界が音楽のみではなく、全体に流れるドキュメンタリー性も含んでいるから。関係性や人間臭さがそこに見える。そこに惹かれる。自分は音楽のドキュメンタリー性にとても拘っているんだなと、原ちゃんに言われて理解した。勿論それは自分の音楽の話で、そうじゃない音楽も大好きですけどね。人が作る音楽に関しては、どっちも好きです。
音楽と人。そこをとにかく希薄にしようとする人、音楽だけを見て欲しいという人もいる。それはそれで大正解。でも自分は徹底してそこの関係性に拘っている。人(ニン)ってやつですね。音楽の前に表現がある。原ちゃんは表現の前に音楽がある。そんな2人が気が合うってのは面白いなと思います。昨日のお店は料理がとても美味しくて、原ちゃん大喜び。鳥の素揚げと生つくねが美味かったー。楽しいイベントになればいいな。






