不調

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ハードディスクを入れ替えたらパソコンの機嫌も直って、昨日は作業も順調に。と思ってたのに夕方からまた不機嫌な雰囲気。最後は勝手に落ちてシャットダウン。画面真っ黒。お先真っ暗。おまけにもう一回立ち上げたらフリーズ。やれやれ。最近は不穏な空気が充満してるなぁ。お香でも炊いた方が良さそうな。


まあでもベースも入れたし、アコギ弾いたし、ピアノと,ストリングスも直して、シンセの音も入れ替えて、ベルも追加。1日でこれくらい進めば悪くない。メロディーラインにも手を入れた。


ところが、本日はまた超絶不調に逆戻り。何も進まず、途方に暮れている。次はバックアップのハードディスクで作業するしかないかな。どこまで戻るのか。全部作り直しではないはずだけど。


音楽は時間をかければ良い訳じゃなく、作業時間はあまり関係ない。良い時はあっという間に出来る。そしてそんな時はシンプルで良い曲だったりする。時間をかけると、無駄が増える気すらする。

ただ、そこに辿り着くまでの思考の時間が大事で。最近は早く寝て、早く起きて、ベッドでうだうだしながら曲の事を考えている。だからこの時間は実は仕事時間。誰にもそう思われないだろうけど。


そんな思考の時間を過ごしてから、実際の作業で集中力があればあとはもう簡単。集中してればアイデアも浮かぶ。作業も早い。神時間。俺の音楽神降臨。でも、そんな時に機材の不調とか…。そんなんで作業止まるのが1番嫌。昨日の夜はそれが。そして今もそんな物理的ストップが続く。


そんなイライラを文章に書いて吐き出している。何とかエイドでディスクの修復中。午後は順調に進みますように。祈りの時間。

酒よ

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いつの間にやら酒を飲むような人になり、1人でも暖簾をくくる生活をしてます。とにかくツマミを愛する男。サラリーマン時代、ずーっと宴会の幹事をしていて、美味しいお店は江川に聞けと言われてましたから、店のチェックは今も欠かしません。


先週行った元ロブションのシェフがやってる新橋の屋上屋台中華も美味しかった。しかしあのお店は看板も無いし、雑居ビルの3階で、入り口の扉にも小さく店名が書いてあるだけだから、知らなかったら絶対に入れない。


そんなお店を知ったのはTikTok。おじさんだけどもTikTok見てます。料理と飲み屋を中心に。今お店検索するなら断然TikTok。もう食べログとかの数値もよくわからんしね。


あとテレビ番組で1番良いのは「二軒目どうする?」って番組。大吉さんとTOKIO松岡の番組。あの番組は料理が美味しいとゲストの話そっちのけで料理の話ばかりになるから、すぐ美味しいのがわかる。これで虎ノ門の「刺天」という天ぷら屋、南阿佐ヶ谷の「たっくん商店」というお店に行った。これは2つとも大当たり。


そして今注目は、さらばの森田がやってた「下戸酒場」。下戸が美味しい居酒屋を探索する番組。でもこれは不定期だからもうやってない。残念。その流れでさらばがやってるYouTube「裏さらば」を見たら、ここの居酒屋紹介がとても興味深い店ばかり。問題はほぼさらばの事務所がある五反田のお店だという事。五反田ばかりに飲みに行きたい店が増えて行く。1人飲みで遠くまで行くの嫌だしなぁ。誰かと五反田駅飲みするかなぁ。煙草オッケーのお店ばかりだから、煙草吸いながら飲みたがるユウスケ君を誘うか。居酒屋似合わんけど。五反田なぁ。


今とても行きたい店は五反田以外だと板橋、高輪、池袋、水道橋、阿佐ヶ谷、幡ヶ谷辺りにある。勿論リストにはもっと色々ある。酒場巡りはライフワークになりそうだ。

エガちゃんからのメッセージ

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江頭2:50代々木アニメーション学院でのスピーチが話題になってて見た。内容は簡単に言えば、やりたい事はやれば良いし、やりたく無いならやらなきゃ良い。でも本当にやりたい事は諦めるな。そういう事。それをエガちゃんが言うから重みと真面目さが強調される。AD時代は自分もエガちゃんって呼ばれてたんで、共感。


これを自分に置き換えると音楽の話になる訳だけど、自分ならもっと細分化して考えたい。

音楽で生きていきたい。オッケー。それは良い。で、音楽の何をしたいのかが実は重要で。音楽には作詞作曲、サウンドアレンジ、楽器を弾く、ステージで演奏する、歌う、サウンドを作る。大体こんなフェーズがある。その中で自分がどこを重視するのかは真剣に考えた方が良い。


自分の場合、シンガーソングライターで、しかも宅録のセルフプロデュースでメジャーデビューしたので、この全てを行っていた。しかし、自分が全てに向いてる訳では無い事が段々わかってくる。


まず何より大雑把で細かい事が苦手な自分はサウンド作り、サウンドエンジニアには全く向いてない事がわかる。しかも本職の人達の緻密さを見て、これは無理だとすぐに理解した。


次に楽器の演奏。これは今でもやってるし、逃げられるものでは無いんだけど、自分には向いてない。でも全くやらないわけにはいかないから、自分の求めるレベルまではなんとか頑張って引き上げた。


次に歌。これも得意ではなく。まあでもシンガーソングライターというのは自分なりの歌で良いので、これはなんとかなる。でも誰かの為に歌う、コンペなどで誰かに理解してもらう為に歌うのはなかなか難しい。これにはずっと苦労している。でもこれも最近良いソフトも出て来たので、なんとかなっている。


そしてサウンドアレンジ。これは楽器の技量にも関わってくるのだけど、どちらかと言えば苦手だった。でも沢山音楽聴いて、頭の中にアイデアは一杯。最近はやっと自分の頭の中にある音を作れるようになって来た。最近楽しくなって来た事の一つ。


そして作詞。これは自分でも好きだし、得意なんだけど、これもシンガーソングライターの歌詞であり、誰かに合わせるのが苦手。プロフェッショナルになり切れない。得意分野ならやれますが…という消極的プロ意識でやっている。


そしてそんな風に作った曲をステージで歌う事。これは何とも言えない。好きだし、得意じゃない事もないけど、自分ではよくわからない。デビュー前も全然ライブやってなかったから、まだ掴めてないのかもしれない。カリスマがあるタイプでもないし。今でもフレッシュな,若手感溢れるライブやっちゃう。


そして残ったのが作曲。メロディー作り。多分自分の真ん中にあるのはこれ。とにかくこれを続ける為に、他の事も努力してると言って良い。これは何回やっても飽きない。なのでこれは辞めるつもりもないし、死ぬまでやる。諦めることなんてはなから考えてない。


自分がやりたい事をイメージして、さらにその核にあるのは何なのか?そこまで考えると色々動きやすいのでは?なんて思います。まだまだ色々諦めてない人による、これからの人へのアドバイス


どうせいつか死ぬんだから、好きな事しないとね。それで幸せになれるかはわからんし、もちろんお金になるか、職業になるかはわからない。でもやりたい事って音楽を作る事だから。職業にする事がやりたい事ならちょっと意味が変わってくるから、何も言えない。さらには成功するかどうかなんて事も基準がわからんし、結果だけ見たら大体負け戦。そこは自分の基準で考えた方が良いと思う。


諦める必要ってないんだよね。死ぬまでやって、やっと結果が出るだけ。死ぬまでは何も決まってない。しかもそれを人が成功と呼ぶのか、失敗と呼ぶのか。それも見る人によるし、もっと言ってしまえばその違いに意味もないような気がする。そこに向かって生きる事に意味があるような。


そんな青臭い事を52歳にもなって、まだ考えてる自分がいます。成長してないのか、成長したからなのか。世の中はよくわからんことばかりだ。

日本代表史上最高更新

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この間のプレミアリーグ天王山、首位のリバプールと勝ち点差1で2位のシティの試合見ました?ありゃ凄かった!


事実上現在の最高峰の試合だと思う。最高峰の2チーム。この説に文句を言えるチームはほとんどいない。例外はレアルマドリーだけ。今のバルサじゃ全く問題外。バイエルンもダメ。無敗のレバークーゼンは良いけどクラブの格が違う。リーグアンセリエAもレベルが下。オランダやポルトガル、ベルギーなんかは無論格下。あとは言えてもアーセナルだけど、順位を考えたら言えない。だからレアルマドリー以外口は挟めない。そんな現代最高の試合。そこに日本人が先発フル出場、しかもファンの選ぶプレーヤーオブザマッチ!我らがキャプテン遠藤航!素晴らしい!


今シーズンだけならば、ヘンダーソンよりもファビーニョよりも良い。勿論これを数年続けなきゃ本当に肩を並べる事にはならないけど、今シーズンだけなら完全に上。ロドリ、カゼミロ、ライス、ブスケッツと比べるレベル。そりゃデ・ブライネも仕事させてもらえないわな。マックアリスターとのコンビも最高。良いわー。たまらんわー。


これで遠藤航、日本の歴史上最高の選手に名乗りを上げました。本当のトップオブトップの世界へ。この世界はまだ誰も足を踏み入れてなかった。香川がちょっとだけ見た世界。ここに久保、三笘が続くのか?楽しみだねえ。伊藤敦己も先輩に続いて欲しいなぁ。


そしてクロップ退任で不安のあるリバプールは、若手が出て来て面白くなって来た。クロップもしっかり若手育てて辞めるなんて、カッコ良すぎるでしょ?男の中の男。男が惚れる男、ユルゲン・クロップヘヴィメタルフットボールの伝道師。


この試合の生え抜き組、クアンサとブラッドリーは素晴らしかった!ブラッドリー良いなぁーと思ってたけど、クアンサまでだよ。エリオットなんてもうすっかり主役の1人。ルイスディアスの魂のプレーたまらんし、ダルウィンヌニュスもあと一皮剥けたら面白い。サラーの後釜さえ見つかれば、シャビアロンソを逃さなければ、リバプールの勢いは続くと思う。


向こうのレッズが頑張ってるんだから、うちのレッズも頑張って欲しい。初勝利を挙げたし、ここらか勢つけて行きたいね。勝負はまだまだこれから!


写真はリパプールのバンドの赤盤。

鳥山明先生

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僕はそもそもオタク的な要素の少ない人で、漫画やアニメに詳しい訳ではなく。だけど鳥山明先生が亡くなったニュースには世代的な事もあり、寂しい気持ちが込み上げた。


僕の最初の出会いはDr.スランプ。それもいつもは兄が買うから買わないジャンプを、Dr.スランプが始まる時にたまたま買ったことだった。多分自分でジャンプ買ったのは初めてだったんじゃないかなぁ。そりゃ大切に読んだ。そしてその絵のお洒落さ、緻密さ、そして絵の中に沢山文字が入ってる事。まあとにかく、今まで見た漫画とは全然違う事にびっくりして夢中になった。


その後のアニメ化でも勿論夢中になったけど、Dr.スランプに関してはとにかく漫画だった。絵の素晴らしさに圧倒されて。ガッちゃん可愛いし、山吹みどり先生綺麗だし、Dr.スランプは全部好きだったなぁ。スッパマンとニコちゃん大王も大好きだった。余談だけど、兄貴の結婚式の司会がスッパマンの声優さんだった。あれも嬉しかったなぁ。本当に夢中だった。


ドラゴンボールも勿論読んでたけど、ピッコロ大魔王くらいまでかなぁ。夢中だったのは。強さのインフレにはちょっとついていけなくて。だから自分的には鳥山明先生に関してはドラゴンボールよりDr.スランプ。本当に好きだった。


おまけに今朝はちびまる子ちゃんの声優、TARAKOさんの訃報が…。まあ自分の年齢を考えたらしょうがないんだけど、訃報続きには滅入るね。いつ命なんて果てるかわからない。自分に関しては命がある限り、音楽を作り続けるだけだなと思ってる。もうやる事はわかってるから、迷いはない。今日も一曲仕上げた。明日も明後日も、曲を作り、死ぬまでやり続ける。死ぬ瞬間まで。それが自分がやるべき事。まあ、それ以外にやる事も見つからないしね。とことんやってみる事にしてます。はい。

全米1位

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TWICEのニューミニアルバム「With YOU-th」が全米No. 1を獲得したそうだ。もう自他共に認めるTWICEファンの自分ですが、それでもびっくり!まあ前作の「Ready to be」も2位だったんだから、そんなびっくりする事じゃないんだよね。もうアジアから世界は遠くない。英語じゃなくても受け入れられるしね。


この間の京都芸術大学の講義で、森さんから2023年の世界セールスランキング速報を教えて貰った。これがびっくり。1位のテイラー・スウィフトこそ予想通りだけど、2位がなんとK-POPのセブンティーン、そして3位はストレイキッズ!K-POP凄い!他にもnew jeansは勿論、aespa、IVE、TOWORROW×TOGETHERもランクイン。K-POPの勢いを実感した。本格的に受け入れられてるんだなぁ。ちなみに日本ではキンプリが20位にランクイン。YOASOBIじゃないんだ。それもびっくり。


時代は変わってる。トクマルシューゴが日本語のままで受け入れられて、それも音楽性的にわかる所があったけど、今はそういう状況じゃない。日本人が言葉がよくわからないまま洋楽を聞いている様な状況が、欧米でも起きてるんだと思う。音楽は国境を越える。そんな言葉がリアルに響く。言葉を簡単に翻訳してくれるAiのおかげもあるかな。オーディエンスは互いに国境を超えて繋がってる。面白い時代だ。インターネットには最初期待して、その後幻滅したけれど、また期待してる自分がいる。アジアの辺境でユートピアな世界を夢見る。TWICE世界一。最高じゃない?ナヨンとジヒョのツートップを押し出して、その隙間のスローパートをミナが埋めた楽曲は素晴らしかった。今回の曲はどれも素晴らしい。TWICEはここぞという時に外さない。凄いよね。Le Sserafimはそこがなぁ。大好きなんだけど、新しい曲はちょっと残念。


なんてすっかりK-POPの世界にいる自分です。音楽としても本当に面白い。聞いてない人には本当に音楽ファン?なんて思うくらい。それも極端な意見なんでしょうけどね。今回のTWICEのツートップ押し出し、ミナとジョンヨンにバリエーションを託すという体制には全面肯定の自分です。モモの癖もこの流れだと良い塩梅。流石のJYP仕事。餅ゴリリスペクト。ストレイキッズも当ててるしね。凄いわ。あのおっさんは侮れない。

音楽を教える

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京都芸術大学でiPhone1台で音楽をつくる方法を教える講座が始まって、今年度の授業が全て終わった。とにかくやり切ったし、駆け抜けたと感じてる。今日授業が終わった瞬間の何とも言えない感情に名前を付ける事は難しい。


今回こんな機会を与えてくれたユニバーサルミュージックの森さんには感謝の気持ちしかない。自分に何が出来るのか?正直不安しかなかったし、自信なんて何も無かったけど、やっていくうちに自分より音楽的に才能のある人にも出来ない事があって、自分にしか出来ない事があるんだと信じられるようになった。それは今回の講義で得た財産だと思う。音楽が作れる事と音楽を教える事の間にある何か。大事な事。自分には教えられる何かがある。


講義を受けた人がとても楽しそうな姿を見ると本当に嬉しくなる。初めて曲を作って、それが望外の出来だった時の人の笑顔。そんなものを沢山感じたのが今回の講義の財産。

80年代のサウンドにフォーカスした初回、イントロにフォーカスした2回目、リフにフォーカスした3回目、今回は詩先の曲作りを皆さんに体験してもらいました。それぞれに得たものがあると思うし、多面的に曲作りを感じてもらえたと思う。


面白いのはやっぱりちゃんと詩に反応して雨の詩なら雨の歌のメロディーをみんなが作り、ちゃんと詩に反応した曲作りをしてくれた事。面白かったなぁ。意図が伝わった瞬間。詩とメロディーが仲良くなくちゃ、良い曲なんて出来るはずかなない。メロディーだけ考えてる人にはわからない、詩だけを考えてる人には作る事が出来ない世界。それは伝わったかなと思います。


自分の職業は音楽を作る事。だけども音楽を教えたり、色々出来る事があるんだと今年度は学んだ。自分の音楽の幅を広げる経験。あまり自分の世界に固執しすぎるのは良くないね。人の話も聞いた方が良い。それが狭い世界で気付いた真実。君の考えてる事は狭すぎる。広い世界に飛び出そう。楽しい世界が待ってるよ。


森さん、京都芸術大学の皆さん、そして生徒の皆さん、本当にありがとうございました!


あまりに解放されて1人立ち飲み屋で飲み、更に帰りの新幹線でも飲んでる帰り道。開放感!