アルバム全曲解説!!「 BABY BABY」編

 

 


アルバム全曲解説再開。今回は80年代感しかない「BABY BABY」を。

 


この曲もコンペの時に作った曲。あんまりないのですが、もうどうひねり出してもメロディーが出てこなくて。結局ある好きな曲のコード進行に沿ってトラックを作り、その上で歌うという暴挙に出て作った曲です。まあ何の曲かは丸わかりだと思いますけど。笑

 


このトラックを作る時、その当時の家の隣では工事が行われており。それがうるさくて、もうその噪音を録音してやれ!って録った音を加工してループを作り、そこからトラックを作りました。そこに80年代らしい八分のシンセベースを入れ、シンセを重ねて作った曲。僕はいつもアコギで弾き語れるくらいになってから録音を始めるので、珍しいパターンですね。

 


そして実はこの詞、僕のイメージではペットから見たご主人への気持ちなんです。ペットの気持ちを歌った曲なんて初めて作ったけどどうだろう?高校の時に唯一の友達だと思ってた犬のラッキーを思い出しながら作りました。まあ聴く人には自由に恋愛と解釈してもらっても、奴隷と女王でも何でも構いませんよ。おじさんが若い子との恋愛を妄想するでも。なんか美しくない方向になって来たな。笑

 


Aメロの細かく刻むフレーズは僕の中では珍しいパターン。そこだけは80年代ではなく、現代の曲である事を意識しました。まあ作り手側の勝手なイメージですけどね。

 


ロマンティックな曲になったかなぁーとは思ってます。でも誰かに歌って欲しかったかなぁ。今回のアルバムで、この曲だけは少しそっちの気持ちが強い気がします。

 

 

 

 


「BABY BABY」

 

いつも気が付けばロンリー

悲しくないとか言って

強がりばっかでゴマカシばっかのsensitive girl

何を見てる?  僕がここにいるだろう

明日になったらきっと

涙は頬を伝って

薄暗い部屋の扉を開けてしまうから

ほら今すぐ 僕の腕に触れてよ

 

きつくBABYBABY抱いて

僕の瞳に映った

光だけを見てれば良いから

それはBABYBABYきっと

雨宿りの時間だって

誰かが言っても君がとりあえず

笑い出したならそれで良いんだよ

 

小さな棘が刺さった

君の右手を握って

不器用なくせになんとか抜いてあげるから

いつの間にか  棘は消えていたんだ

 

だからBABYBABYずっと

寂しさの森に迷って

しまった時だけで良いから

いつもBABYBABYちょっと

心細くなったならば

僕の名前を呼んでくれたならば

君のすぐそばへ駆けつけて行くよ

 

長く曲がりくねった道の途中で

道端に咲くキレイな花が

太陽に向かって伸びていた

 

きつくBABYBABY抱いて

僕の瞳に映った

光だけを見てれば良いから

それはBABYBABYきっと

雨宿りの時間だって

誰かが言っても君がとりあえず

笑い出したならそれで良いんだよ

 

いつも気が付けばロンリー

悲しくないとか言って

強がりばっかでゴマカシばっかのsensitive girl

何を見てる?  僕がここにいるだろう