公平性

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ネットメディアには色々あって、その言説は千差万別。まあ自分の主義に振り切ってるメディアも沢山あって、それだけ見てたら偏るよなぁーとは思う。これがアメリカだとネットどころかテレビでも公平性なんてものはそもそも放送法でも謳われていないので、各局が共和党民主党の側に別れて放送をする。日本みたいな各候補に同じ時間を、とかなんてない。しかも嘘を流しちゃいけないって法律もないそうなので、見切り発車でバンバン情報を伝えていく。


日本におけるネットメディアってのもこれに近いものがあるなと思う。取材もしてる所はあるだろうけど、伝聞で話してるのも結構多い。

そんな中、自分がよく見てたのは昔はニュースピックス、今だとピボット。それとリハック。この中で1番適当なんだけど、そこが良いなと思うのがリハック。だって主義主張なんてほぼなくて、とりあえず集められる人、必ず意見の違う両側を一緒じゃなくても呼んで、その人達に長い時間話をさせる。この長い時間が重要で、時には酒も飲みながら、グダグダ話を聞く。すると表情などのちょっとした機微に本音が混じる。あ、ここは嫌な所突かれたんだろうなとか、そこは自信持ってるんだなとか。それを見て有権者は判断する。番組は何も提示しない。このやり方は今の時代にとても合ってるなと思う。


神戸知事選なんかはネットメディアが結果を変えたというけれど、そんな偏向したメディアに騙されて流される人は、そもそもどんな時でも流されるタイプ。大体の人はネットからだけじゃなく、テレビも含めて色んなものを見て、信じられるものに投票したんだと思う。そのソースがテレビだけじゃなくなっただけで。ネットもそのソースの一つでしかない。有権者をそんなに馬鹿にしちゃいけない。自分の思う結果が出ないとすぐ誰かのせいにする人って、見てて醜いよね。しかも知りもせずこいつのせいか!みたいな。すぐ激昂したりする人もしんどいな。


両端にいる人は結局信じる偏ったメディアしか見ないし、どうせ文句言う。なのでその真ん中でフラフラしてる人達がしっかりしないといけないなと考えてる。合言葉は「取り込まれるな」。そんな姿勢で自分は生きています。自分の考えも疑いながら。