「優勝の味」

昨日は旧ナビスコカップ、今回からルヴァンカップとなったカップ戦、浦和レッズ見事優勝!!やった!!

ガンバも良かったし、良い試合だったと思います。ガンバとの試合はいつも面白い。呉屋は試合で活躍した若手がPK外す王道パターン。あのPK戦は呉屋が外すか、うちの遠藤航が外すかの、若手の力が試されたものだった気がします。まあ呉屋は面構えも良いし、敵ながらこれからが楽しみな選手ですな。

レッズは駒井が出て来たのが強み。関根と両サイドでドリブルを仕掛けられるので、逆に真ん中も空くという好循環。勝負弱かったミシャのサッカーに強引さが加わった。やっとタイトルを手にしたことで、何かが変わるのかもしれない。

サッカーファンの中で、Jリーグはヨーロッパに比べてレベルが低いから見ないとかいう人が大嫌いです。サッカーの本質がわかってない。サッカーのレベルと熱狂は関係がない。自分が本気で応援するチームがあれば、それが高校サッカーだろうが、地域リーグだろうが、スペインリーグだろうが、ワールドカップだろうが楽しめるんです。自分のチームがないやつにサッカーの本当の楽しさがわかるはずない。

僕のただ一つの心のチーム、浦和レッズの優勝は格別。この勢いに乗ってリーグも奪いに行こう!レッズはついに脱皮したんじゃないか?

■ライブ情報

<PAVEL>
11/24(木)高円寺HIGH
[we are the beautiful!]
出演:筒井朋哉(ex,Electric Glass Baloon)/Pavel/Earls Court/si,irene
DJ:ume-rock(Sunday Monday)
FOOD:神田 お茶の水 三月の水
PAVELの出番は19:40です!

エガワヒロシのチートロたこやき>
10/29(土)11/23(水祝)
[Total Feedback]&[SundayMonday]
高円寺HIGH 高円寺ampcafe同時開催

チケット希望の方はegawahiroshi@nifty.comまで希望人数とお名前を連絡ください。

「教団X」/中村文則


久しぶりに小説のレビュー。

ピースの又吉やら西加奈子やら人気作家も大絶賛の小説がこの教団X。基本中村文則さんの小説は暗いので、なかなか読み始める時に覚悟がいるのですが、この小説は暗いながらもそれを超える力強さがあって、グイグイ引き込まれます。

僕が凄いと思える小説って2種類あります。一つは夢の中のような、この世界と切り離された世界を描きながら、どこかで現実と繋がる小説。こちらはある意味作家の頭の中だけで完結する世界。僕の中では村上春樹とかはこちら側。大事なのは空気感と文体の上手さ。日常を描いてるのに夢の中みたいな感覚になる小説。

そしてもう一つは怖いくらいのリアリティがあって、そのバックグラウンドも緻密に調べられている、緻密な取材力と豊富な知識、そしてそれを構築する力が必要な小説。現実には出会わないような世界を描いていても、すぐそこにあるようなリアリティを感じる小説。こちらの代表は村上龍だと思うのですが、教団Xもこちら側なのかな。

そして実はこの小説もそうですが、そんな小説は、どこかグロくて暗い世界を描きながら、最終的にはどこかポジティブな印象を残します。闇を照らしながら最終的に描くのは光。この小説も悪を徹底的に照らしながら、その裏側にある善にも触れて行く。まあそれがどちらに振れるかわからない怖さを描いてるんだけど、その最終決断は読み手のポジティブさに賭けている。とても潔い。最終的には読み手を信じてる小説家な気がします。

中村文則さんは全部読んでみようかなぁ?と思える数少ない小説家。まだまだ読んでない作品があるので楽しみです。まあ受け止めるのに体力がいる作品ばかりですが・・・。