「From Dusk Till Dawn e.p.」/CQ

アルコールとノイズの酩酊の果てを表現するバンド、CQがアナログ限定でEPをリリース。しかも会場限定。今回もアナログテープで一発録りだそうです。アナログEPだけでもレアなのに、そんな暴挙に出るバンド今いませんよ。

今回はシューゲイズバンドとしてのルーツを真正面から受け止めた印象の1枚。honeydipと東京酒吐座のメンバーが組んだバンドが、ノイズに真正面から取り組んだらこうなる。そんな1枚。甘いメロディーは変わらないけどね。

そしてこのEPを受けてのライブがさらに凄い。もう笑うしかないノイズの嵐。ノイズに軸足のあるバンドが、ノイズに目を向けたら、尋常じゃない世界が現れた。こんなもん、本物じゃなかったらできませんよ。でもやりきったね。やり過ぎなくらいやりきった。

でもこのEPでシューゲイザーという括りに蹴りをつけた気がする。だから次の一手がとても気になる。そんな一枚かな。まあどこかでこれを作らなきゃいけなかったんだろうなぁ。過去のある人達だからこそ。巨神兵がついに動き出しましたよ。CQどこへ行く?