僕はバンドブーム世代で、ボウイ、ブルーハーツは勿論、ジュンスカ、ジギー、De-LAX、カステラとか色んなバンドを聴いてました。その中で異彩を放っており、強烈な印象に残ってるバンドがこのスーパーバッド。
その当時の僕は中学生か高校生になりたての頃だと思います。宝島系のビデオを見てて、出て来たのがスーパーバッドでした。ファンクなんて言葉も知らなかったし、そのタイトなビートと歌うようなベース、そして切れ味鋭いギターにやられまくって。まあとにかくギターかな。カッティングの魅力にはまって、ずっとカッティングばかりしてた覚えがあります。
大人になった今聴いても、本当にオリジナルの音楽で、これに反応した俺もなかなかのセンスだなぁーなんて、少年の自分をほめてあげたいくらい。そしてこのバンドのベースの鹿島さんはその後チューインガムウィークエンドや高橋徹也さんところで重要な役割を務める、僕の好きな音楽ど真ん中なストレンジなセンスのアレンジャー＆ベーシストになっていきます。さらにはギターの関口さんはフィッシュマンズでギターを弾くという大きな仕事をされて。日本の音楽界に影響を与えるメンバーがいたバンドとしても認識されることになるわけです。
三つ子の魂百までじゃないですけど、最初期に聴いてた音楽って、本当に自分に影響を与えるんだなぁーって思います。そして僕はこのバンドに出会って良かったなぁーって思うわけです。俺昔からセンスあったなぁーみたいな（笑）
