音楽を教える

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京都芸術大学でiPhone1台で音楽をつくる方法を教える講座が始まって、今年度の授業が全て終わった。とにかくやり切ったし、駆け抜けたと感じてる。今日授業が終わった瞬間の何とも言えない感情に名前を付ける事は難しい。


今回こんな機会を与えてくれたユニバーサルミュージックの森さんには感謝の気持ちしかない。自分に何が出来るのか?正直不安しかなかったし、自信なんて何も無かったけど、やっていくうちに自分より音楽的に才能のある人にも出来ない事があって、自分にしか出来ない事があるんだと信じられるようになった。それは今回の講義で得た財産だと思う。音楽が作れる事と音楽を教える事の間にある何か。大事な事。自分には教えられる何かがある。


講義を受けた人がとても楽しそうな姿を見ると本当に嬉しくなる。初めて曲を作って、それが望外の出来だった時の人の笑顔。そんなものを沢山感じたのが今回の講義の財産。

80年代のサウンドにフォーカスした初回、イントロにフォーカスした2回目、リフにフォーカスした3回目、今回は詩先の曲作りを皆さんに体験してもらいました。それぞれに得たものがあると思うし、多面的に曲作りを感じてもらえたと思う。


面白いのはやっぱりちゃんと詩に反応して雨の詩なら雨の歌のメロディーをみんなが作り、ちゃんと詩に反応した曲作りをしてくれた事。面白かったなぁ。意図が伝わった瞬間。詩とメロディーが仲良くなくちゃ、良い曲なんて出来るはずかなない。メロディーだけ考えてる人にはわからない、詩だけを考えてる人には作る事が出来ない世界。それは伝わったかなと思います。


自分の職業は音楽を作る事。だけども音楽を教えたり、色々出来る事があるんだと今年度は学んだ。自分の音楽の幅を広げる経験。あまり自分の世界に固執しすぎるのは良くないね。人の話も聞いた方が良い。それが狭い世界で気付いた真実。君の考えてる事は狭すぎる。広い世界に飛び出そう。楽しい世界が待ってるよ。


森さん、京都芸術大学の皆さん、そして生徒の皆さん、本当にありがとうございました!


あまりに解放されて1人立ち飲み屋で飲み、更に帰りの新幹線でも飲んでる帰り道。開放感!