今日作ったポークカツレツがとっても美味しく出来た。やっぱり料理って手間暇かけたものはちゃんと美味しくなる。別にお手軽なものでも美味しいものは沢山あるし、必ずしも手間暇かけるのが正しいとも考えるタイプじゃないんだけど、それでもやっぱりそこに何かが宿るんだと思った。それは料理は愛情！って言葉と同じなのかもしれない。
今ギリギリのスケジュールで曲を作ってるけれど、音楽も一緒だなと考えてる。やっぱりここにもしっかり手間暇をかけないといけない。美味しいものを作りたいなら、良い曲を作りたいなら、そこが境界線だと思う。
メロディーは既にあって、歌詞は長野で書いた。今日はドラムとベース、そしてピアノを入れた。あとはループを弄ったり、音の調整で終わった。明日はギターとメロトロン、ストリングス、イントロの効果音、あとは歌に歌詞をつける作業。久しぶりにバンドサウンドだ。昔はこんな曲ばかりだったのに。
ポークカツレツ、生姜焼き用の豚肉がちょっと厚めだったので、それに塩胡椒、粉チーズ、粉を振って、卵に潜らせて、パン粉をつけた。それを多めのオリーブオイルで揚げ焼きした。その後に残った油に細かく切ったトマトと白ワイン、中濃ソースとケチャップ、コンソメ、あとニンニクを入れて、肉の旨みをこそげ取りながら煮詰めてソースも作った。愛情を込めながら。
毎日こんなに手をかけてはいられないけど、たまにはやるべきだよね。あ、でも音楽は毎日か。こりゃ大変な仕事だ。
