レコードオーディション

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あんなにレコード買って、そのレコード何回聴くんですか?と聴かれる事があります。答えは、回数は決まってないけど、記憶に残るまで聴く。これが答え。このアルバムはこんな音楽だなぁーって印象が残ったら、棚に入れます。そうしないとまた聴きたくならないからね。持ってる意味ない。そしてその印象を思い出したら、また棚から引っ張り出して聴く事になります。


そしてもうレコード置く所ないから間引きしなきゃ!となったら、棚を見て、印象が思い出せないものは売る事にしてます。印象に残らないレコードは家に置く価値無し!という判断。でも聴き直しちゃうと大体売るのやめる事になるんですけどね。棚にあるのはそれなりの音楽。なので本当に追い詰められてる時は聴き直しもしないで売っちゃう。スペースには限りがあるんで。


毎日のレコードオーディション。ある意味これは自分の感覚を鍛える為でもあるかな。良い音楽がわかるように。Spotifyでもそんな事やってる。音楽聴くのは楽しいし、趣味の1つなんだけど、1番楽しくて、自分のやるべき事は良い音楽を作る事。なので音楽を作る時に良い判断が出来る為にやってます。新しいのばかりだと時代に流されがちだし、古いものだけだと時代がわからなくなるから、どちらもバランス良く。その中で、自分のお金で買ったものは執着が違う。レコードは大事な自分の音楽の栄養源と言えるのかも。


楽家って聴いたものから受けた影響でしか音楽を作れない。聴いてるものが少ないのは、養分が少ないのと一緒だと思ってます。勿論1つを深く掘るのでもでも良いとは思いますけどね。そういう方法論もある。でも音楽を聴かないで音楽は作れない。それだけは間違いないと思ってる。


最近のお気に入りはaespaのニューアルバム。HIVEのパンさんに「aespa踏めますか?」と言われてたけど、しっかり跳ね返したね。一時期自然派イージーリスニングに目配せしてたけど、やっぱりaespaはちょっと不自然なくらいの方が合ってる。スタイルも実力も人間離れしてるし。