嘘のない音楽

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今日は変な夢で目覚めた。


誰だかははっきりしないのだけど、亡くなったミュージシャンの解説イベントをミムラスとやっていた。でも自分が解説するというより司会の役目で、ゲストに解説者が何人か。日本人は日本を代表するクラッシュコレクターの高橋先輩。あとはバンドマンっぽい西洋の顔の人が2人。ポーグスのシェーンとか、ダニエルジョンストンみたいなイメージの伝説のミュージシャンを解説していた。


その解説者達はみんな、そのミュージシャンがいかにピュアだったかを話している。音楽に対してもピュアで、誰かの意見には従わず、いつも自分の信念というか、感覚に従い、純度の高い音楽を作っていたという話をしていた。


そんな人達に向けて、僕は作曲家の曲作りを語る。自分は作曲家だから人に依頼された曲を書く。そこでは自分の美学の中にあるものだけじゃなく、依頼された世界観も持ち込んで曲を作る。伝説のミュージシャンとは真逆の世界。そんな風に混ぜた物を「不純物」もっと直接的に「嘘」だとすれば、このミュージャンは嘘をひとつも言ってなかったって事ですねえーと話した。すると解説者が笑いながら「嘘をつかないんじゃなくて、つきたくてもつけないだけですよ。そんな綺麗なもんじゃない」と説明する。その話に解説陣はみんなが頷いていた。


それに対して自分は「そうは言っても自分も嘘のない何かを曲には必ず混ぜてますけどねー」と説明した。すると「そっちの方がもっとピュアですよ」とみんなに笑われた。そこで目が覚めた。


これが何を意味しているのかはわからない。けど、なんとなく「お前がやってる事は間違ってないよ」と言われてるような気がした。まあ別に作曲家の仕事なんて魂が汚れてる!なんて全く思ってないし、人からの依頼で曲を作るのは全然嫌じゃないのだけど、どこかで疲れてるのかもね。


そんな夢から覚めて、今日も早朝ウォーキングに向かったのでした。明日の朝はユーロ開幕だから、しばらくウォーキングはお休みかなぁ。いやしかし、夢でも音楽の話してるんだな。取り憑かれてるわ。