入眠の儀式

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もうすっかり天気は真夏になって来た。太陽はジリジリとわざわざ音を鳴らして夏の到来を知らせるような、そんな強い日差しでこちらに迫ってくる。この間は早朝のウォーキングの段階でそんな様子が垣間見えた。


こんなに暑くなったらクーラーはスイッチオンだ。耐えられない。それほど暑がりなわけではないし、堪えようと思えば堪えられるけれど、ここは文明の利器を使い、活動をしっかりやりたい。


しかし寝る時にはこのクーラーの効能が交錯する事になる。自分の体には変な癖があり、お尻がとにかく発熱している。仰向けで寝るとお尻に熱がこもり、とてもじゃないが寝てられない。なのでうつ伏せ寝しながらクーラーをつける。ちょうど良い。お尻はクーラーを欲している。


しかし、ここで問題になるのは腕。二の腕とか上腕二頭筋の辺りは、寝る時だけ何故か冷え性になる。起きてる時は大丈夫なのに、寝る時は腕が冷えると眠れない。クーラーなど付けたら尚更。お尻は熱く、腕は寒い。1人で両方抱える、アンビバレントなこの身体。寒いのは腕だけだから、布団かけたら他が暑くて無理。特に尻。


なのでこの時期は、こんなに暑いのに、クーラーしてるのに、アームウォーマーをして寝ています。これが快適。腕は温かく、他は涼しい。腕しか温めないから、本当にピッタリだ。本当は腕以外は裸でも良いくらいだから、裸にアームウォーマーでも良い。そんなのは変態でしかないのでやらないけれど。


そしてこれの良い所がまた見つかった。どうやら寝る前のルーティーンとなっているようで、アームウォーマーをすると急に眠くなるようになった。いつも考え事してるので、眠りに入るのは時間がかかる人。だけど今はすぐに眠りに入れる。現在ユーロで細切れ睡眠している自分に素早い入眠は大事。ここに来て腕の冷えが役立っている。なんでも役に立つもんだな。腕の冷えが役に立つなんて、思ってもみなかった。


尻が暑いのもいつか役に立つのかなぁ?立ちそうにないか。苦笑