昨日は友達のシューゲイザー界のキング、クライフユウスケ君が曲やサウンドを手掛けてるアイドル、RAYのライブへ。
今回はRAY vs RAY BAND SETという事で、前半はバンド形態でシューゲイズサウンドをブチかまし、後半はいつものトラックを使ったライブという事でした。
バンドセットでは、ドラムはショートサーキットのモリヤスさんだし、ベースはプラスティックズームスのジュン君だし、迫力満点。ジュン君のゴリゴリベースが良かったね。ユウスケ君の書くメロディーはポップ。轟音の中に甘いメロディーが潜み、それをアイドルが踊りながら歌う。これは面白い試みだと感心してました。
しかしこの後のRAYが更に凄かった。実はRAYのライブ見るのは初めてだったので、どんな感じかな?と思ってましたが度肝を抜かれましたよ!近いのはジム・フィータスとかKMFDMとかミニストリー。ナインインチネイルズよりヘヴィ。音バッキバキ。これをアイドルにやらせるのかとビビった。ここまで振り切ってるとは思わなかったので。オルタナティブどころかインダストリアルですよ。たまにポップなメロディーも入るけど、基本ゴリゴリ。シューゲイザーやってる時の方がとてもわかりやすく感じる。アイドルも凄い所まで行ってるんだなぁーと驚きました。
ブクガの現代音楽やポストロックまではみ出した楽曲、BISHのパンクにまではみ出してった音楽にも驚いて、アイドルでここまで出来るんだ!と思ったもんでしたが、今やこんな所まで辿り着いていたとは…。アイドルという自由なキャンパスの上で、それぞれが振り切った表現を始めてる。面白い時代になって来ましたね。素直にそう思う。さて、曲作るか。刺激受けました。