「HATE ME」/cruyff in the bedroom


キングオブシューゲイザーとして君臨するクライフの6枚目。

シューゲイズマナーに乗っ取ったいつものサウンドを聴かせるも、今回のギターサウンドはファズ感が強くて、そこに新しいドラマーのタツさんの前のめりなドラムが相まって、ロックンロールバンドの姿が浮かび上がる。元々すべての曲を作るユウスケ君のルーツはロカビリー。ロックンロールの持つ色気とシンプルなポップ感がクライフの芯にあるもの。それをシューゲイズサウンドでいつも覆い隠すのだけど、今回はその姿が垣間見れるかな。僕はとても好きなところなのだけどね。

いやしかしクライフは止まることなくずっと前に進んでるバンド。本当に尊敬するわ。長く続けるバンドの凄みが見える、歪なロックンロールバンドの新作です。発売は5月10日!!キックオフ!!