昨日は下北沢モナレコードへ。マドラスとブロークンTVに加え、POLTAの傑がやってる東京センチメンタル馬鹿野郎が出演と聞いたら行かないわけにはいかない。
いつも通りレコード屋寄って、1人飲みしてからモナへ。いやしかしちょっとだけ飲み過ぎたのか、体調が良くなかったのか、モナの階段ですでに千鳥足。笑
オープニングアクトにソイチャンネルとタイチャンネル、そして橋本さん登場。つじあやのさんと民生さんの「シャ・ラ・ラ」をカバー。ソイチャンネルは歌上手いよね。好きなボーカリストに自分の曲を歌って貰うアルバム作るなら、ソイチャンネルは絶対呼ぶな。
そしてトップは東京センチメンタル馬鹿野郎。曲が良いのだけど、ロックでも歌謡曲でもない、なんとも不思議な位置に曲が座っててるのが面白い。あとはボーカルのたすく君のルックスが良い事、傑のベースラインとギターのフレーズがとても良い事が頭に残ったかな。ライブはまだ試行錯誤って感じがあった。まだ始めたばかりなんだよね。曲が良いバンドには未来がある。楽しみ。
次はマドラス。モナみたいな大音量ではない音で聴くと、繊細さが際立つ。これは今の時代のAORなのかもなって思った。大人が聞くべきロック。大人も満足する、音楽的なロック。まあマドラスはロックというよりロックンロールなんだけどね。ロールしてる。そこ大事。
そしてそこにみつきちゃんの不器用だけど、正直者なドラムが入る。音楽的で高品位な事は素晴らしい事だけど、それで音楽が決まるのなら、そんなつまらないものはない。マドラスの実直さは、みつきちゃんのドラム、グルーヴに表れる。人の心を掴むのは簡単な足し算では難しい。
そしてブロークンTV。もうこの人達の音楽は足し算引き算どころか、さまざまな因数分解が施され、どこにも見たことのない魔物的音楽が生み出される。マッドサイエンティストバンド。そこに普遍的な歌声のソイチャンネルが乗るから、風通しは良くなった気がする。本当にこのバンドは良いボーカルを連れて来るのが上手い。マッドサイエンティストの人攫い。だいぶ危ない感じがする。笑
どのバンドも、どこかセンチメンタルな所があって、それが共通点。センチメンタルな馬鹿野郎達による、とても楽しい夜でした。大切な日だったんだけど、行って良かった。傑とも久しぶりに沢山喋ったな。頑張れ馬鹿野郎。
