「Pin Ups」/David Bowie

70年代の音楽ってパンクが出てくるまでそれほど熱心に追ってないんですが、グラムロックと、それに続くモダンポップと言われるような音楽はとても好きです。その中でもT-REXとデヴィッドボウイは別格。特にこのくらいの時代のボウイは音が尖がってて僕にはパンクに聴こえます。ジギースターダストのライブ盤とかも荒々しくてかっこ良かったなぁ。その中でこのカバー曲を集めたアルバムもそんなギターサウンドが聴けて大好きな一枚。ボウイってメロディーセンスがどうこうってよりも、その曲をどう料理するかに美学を見出す人。だから自分の曲かどうかは関係なく、人の曲でも最高の結果を出す。このアルバムも全部ボウイ印の刻印が押されて、宇宙を感じるような、一癖も二癖もある曲になってます。まあ自分もオリジナルのメロディーセンス持ってますからね。ボウイ最強時代の一枚。