「Saturns Pattern」/Paul Weller

ポール師匠の新作です。

何が凄いって、この人はジャムでも、スタカンでも、ソロでも売れて、しかもその売れた音楽に未練をまったく見せずに音楽性をどんどん変えていくところ。だいたいもうソロでも順調に活動してて、どう考えても一番この人の根っこにある音楽、黒いR&Rを奏でた「スタンリーロード」というアルバムで大成功して、もういいおじさんだからそこを追及するもんだと思ったのに、まだまだどんどん新しい場所に穴を掘り続ける。え?まだ新しいとこ行くの?という驚愕のフレッシュおじさん。いや脱帽です。

このアルバムでもまた新しい扉開けてます。でもそれがあまり不自然じゃないんだよなぁ。おしゃれな人は何やってもおしゃれなのか。ポールウェラー最強説。