「Phisical World」/Bart Davenport

苦節20年の浮上というポップの文章だけで試聴して、完全に魅了されたアメリカのシンガーソングライターの初の日本盤発売のアルバム。スペインのレーベルからワールドリリースされて、アメリカではあの話題のバーガーレコードがリリースしてるらしい。

一聴して最初に思い出すのはロディフレイムかな。ネオアコやソウル、そしてもちろんR&Rも感じさせる爽やかな音楽で、こけおどしは皆無。でもしっかりと愛情をこめて手作りされている印象で、とても心が温かくなる。

音楽には温度みたいなものがあって、よくできた完成度の高い音楽でもそこに温度を感じないと感動はできない。でもこの人は特別な温度がある。良いメロディーを丹念に紡いできた人にしか出せない温度。

キングオブコンビニエンスのアーランドオイエがお勧めしてるらしいけど、良い人に注目してもらったね。頑張ってほしいなぁ。中年の星みたいな扱いで申し訳ないけど、っても励みになります。俺も頑張らな!

あ、ちなみにこの人はハゲてはませんからね!もちろん俺も!