英国音楽の良さというのは、アメリカのような土着の音楽というよりも、どこかから持ってきた音楽を加工して、磨き上げて、さらには別のものも足してオリジナルにするところ。しかもそれを品良くポップに仕上げるのに真骨頂がある。それはビートルズを筆頭にした伝統のように感じます。
そしてそんな英国紳士の代表格がこのディヴァインコメディ。古き良きビッグバンド的なサウンドに現代的なサウンドを潜り込ませ、ゴージャスなダンディズムの世界を描き出す。しかも変にアンダーグラウンドや趣味性に浸ることもなく、まあサービス精神の塊で、とにかく心地よい音楽を追及。この伊達男ぶりには淑女も達もたまらんわけですな。
モテたい男子はディヴァインコメディを聴けばいい。そこにヒントはあるはず!しかもちょっとハゲてきてるところのシンパシー。笑