「Strangers to Ourselves 」/Modest Mouse

所謂アメリカのインディーロックというものが大好きです。その中でも断トツに好きなバンドがこのモデストマウス
音楽には様々なものがあって、その中に黒人音楽にカテゴライズされるファンクミュージックというものがあります。ファンクに影響を受けたバンドなんてそりゃ腐るほどいるわけですけど、それをまったく違う色に造り替えて、しかも伝統を無視したわけではない形でモノにしたバンドはなかなかいない。モデストマウスはそんな偉業を達成した数少ないバンド。

モデストマウスアメリカンインディーロックにカテゴライズされてますけど、誰にも似ていない。激しいけどクールだし、アコースティックなのにメタリック。そしてダンスミュージックの形はとっていないけれど踊れる。むさいおっさんばかりのバンドですけどね。

一時期エレクトロニック(又はスミス)のジョニーマーが加入してましたが、ジョニーマーの息子はモデストマウスの大ファンで、加入を大プッシュしたらしいです。彼らの音楽はブルースやらの土着な音楽も色濃いからアメリカ的ですけど、イギリス人も魅了するのです。

ちなみに、僕がこのバンドに一番近いと思っているバンドは、フランツフェルディナンド。異形のファンクミュージック同士。まあルックスは正反対ですけどね(笑)

今回のアルバムもばっちり。ニューアルバムを試聴せずに買える、抜群の信頼度。モデストマウス全面支持。