カリフォルニアのインディーポップシーンから現れたギターポップの王道を奏でる新鋭。元々CATWALKという名前で一人で活動してた人が、本名で始めました！ってことみたい。
音はアコギの音と、クリーンなアルペジオで構成される端正な音で、まあ60年代の匂いがプンプンしてとにかくポップでキャッチ―。今ここまでど真ん中のキャッチ―なことやってくれる人はなかなかいない。
じゃあだからって売れたい感じが全面に出た音かといえばそんなこともなく、もっとプライベート感というか、趣味性もしっかり出ている。音のひとつひとつを丁寧に紡いでいて、温かい音がするというか。もうとにかく僕の好みど真ん中。
僕はアズテックカメラの「CRYING SCENE」という曲が大好きなんだけど、あの感じにとても近い。あの曲が好きだったら絶対聴いて欲しいシンガーソングライターです。この２曲並べておくかな。
