ベストシングル2022

ベストアルバムには入らなかった中からベストシングルも選出。


Smells like me/Charlie Puth

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The Garden Path/Kamasi Washington

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Take it back(feat.BECK)/Jawny. BECK

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Strawberry sheets/Caroline  Kingsbury

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Keeping tabs/NIKI

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cntrl:/sam Florian

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Viva las vengeance/Panic! At The Disco

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Out of touch/KT Tunstall

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Strung out johnny/Iggy pop

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I love it(feat. CHARLI XCX)/Icona Pop

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作曲家出身らしいメロディーの美しさのチャーリープースは本当にメロディーがわかってる。それはスウェーデンのソングライター、サム・フロリアンもそうかな。

ベッドルームから発信するロックンロールを作り上げたのがベックやチャーリーXCXの力を借りたJawnyやアイコナポップ。ベテランがちょっと捻って新しい音楽に辿り着いたのがイギーとKTタンストール。逆に清々しいくらい真っ直ぐにロックンロールを披露したのがパニック!アット・ザ・ディスコ。色んなロックンロールが面白かった一年。

あとはCaroline  KingsburyとNIKIは今やメインストリームのエレポップ。エレポップって曲が良くないとダメなんだよね。

そしてどこ吹く風のカマシワシントン。

 


そして邦楽&K-POP編のベストシングル。こちらもベストアルバムに入らなかったものをチョイス。


After like/IVE

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旅立ち/adieu

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WA DA DA/ Kep1er

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Radio star/Analogfish

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D.D.D/UHOO UHOO UHOO

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ゴロワーズを吸ったことがあるかい/さかいゆう・Ovall

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SWAM/WurtS

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愛はいつも/a子

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POP!/NAYEON

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岬/ハンバート ハンバート

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シングル1番はIVEの理想的なポップチューン。I will surviveの引用も含めて完璧。K-POPはナヨンさんの風格、Kep1erの出会い頭の一発が記憶に残りました。

そして日本のポップで1番気に入ったのが女優の上白石萌歌の音楽名義、adieuの「旅立ち」。これ聴いてない人は是非チェックして欲しい。アレンジ、曲、歌、全てバッチリです。

アナログフィッシュも良かったなぁ。このバンドは今が1番良いのでは?とすら思います。

UHOO×3とかWurtS、a子は新たな出会い。

 


シングルとか曲単体で出会ったお気に入りは殿堂入り2022というSpotifyのプレイリストにしております。4時間半もありますが、こちらも是非チェックを。

 

https://open.spotify.com/playlist/0BHKeCkLgkksTuYmJdd1yO?si=6DNRxh01SXa9n4pJsK_BnQ

 

2022年のリスニング報告は以上で終わり。読んでくれた皆さんありがとうございました!今年も音楽を楽しみましょう!

ベストアルバム2022邦楽&K-POP編

 

昨日は2022年ベストアルバム洋楽を発表したので、今回は邦楽&K-POP編。K-POPを何処に混ぜるか迷いましたが、日本人もいるしここが良いのかな?と。


Kiren/清水靖晃

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これを2022年のベストアルバムに入れるか迷いましたが、80年代に作られたとはいえリリースされたのは2022年。今年1番の衝撃的な作品だったので特例です。

アレンジャーとしてしか知らなかった事を反省するしかない音もメロディーも質感も最高!時代感もあってとてもニューウェーブ風味が強い作品。自分が好きな音楽が詰まってる。ジャパンとか好きな人は絶対チェックです。


ぼちぼち銀河/柴田聡子

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本当の今年No. 1邦楽はこれです。これがベストアルバムに入ってない雑誌のセンスは、信じられませんね。思わずアナログも手に入れました。全ての音楽を投げ込んだような音なのに最終的に童謡のようにわかりやすい。ライブも見たいな。


今、何処/佐野元春

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僕の音楽のルーツの1人、佐野元春さんの新作が弾けるような若々しい作品でびっくり。何度目かのピークがやって来た気がします。バンドとのケミストリーなのかな。いつまでもクールなロックンロール。紅白出ても崩れませんでした。


Our hope/羊文学

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もう今の若い子的には神様的なバンドなのかな?それも理解できるくらい汚れない存在感。音もシンプルながらとても美しい。何も特別な事はしてないんだよね。それが逆に凄いなと思います。


NIA/中村佳穂

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柴田聡子と中村佳穂って同じくらい凄いんだけど、より歌の強さが際立つのが中村佳穂かな。少女でも女性でもない、天界から舞い降りたような歌声。なのに「私歌上手いでしょ?」系のいやらしさが微塵もない。音楽の塊だね。


Midnight crisp/黒田卓也

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ニューヨーク在住の日本人トランペッターの作品。カマシワシントンとか、セオクロッカーとか、トランペッターの作るジャズを越境したような作品が好みみたい。その2人と比べると、よりジャズ色が濃いようには感じますが、まあジャズは門外漢なんでね。鋭いリズムとクールでニヒルなムード。カッコいい。


BETWEEN 1&2/TWICE

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「the Feels」で頂点を極めた感じだったTWICEが、また新たな魅力で一歩を踏み出した作品。Y2Kがどうこうってより、エレポップと上手くフュージョンしたイメージ。ミナとチェヨンとジヒョが好きです。まあ箱推しですけど。たおはツウィ推し。


gokigen/chelmico

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ヒップホップをポップにやる事に関しては今日本で1番じゃない?毎回良い感じのフックがあって心地良いです。


¥の世界/Mom

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これはSpotifyでの出会い。宅録オルタナでポップなんてのは今腐るほどいるわけですが「鉄人28号になって」とか言葉も雰囲気も独特。世紀末的というか、他にはないムードが面白いです。


MY REVOLUTION/ゆうらん船

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ゴーイング企画のライブで見てから注目してましたが、今回のアルバムはしっくり来たなぁ。オウガとかゆら帝みたいなアンダーグラウンドな音の感覚と、もうちょっと親切なメロディーが魅力。良い塩梅。

 

 

オリジナルラブサニーデイムーンライダース、METAFIVEとか大御所の作品も良かった。どんぐりずはアルバム出さないから入らないけど、いつも新曲良かったです。あとボーカル変わった水曜日のカンパネラも好きでしたね。K-POPだとIVEやnew jeansはシングル良いんだけど、これもアルバムじゃないから選出は出来ず。


もうアジアの音楽は劣るとか、そんな事は考えない方が良いと思うな。色んな国に色んな音楽がある。だからって日本の音楽しか聞かないってのもつまらないけどね。音楽はもっと気軽に楽しみましょ。

ベストアルバム2022後半

引き続き後半。


Being Funny In A Foreign Language/THE 1975

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バンドにポップである事を課してるような、そんな意志を感じる音。でも嫌な感じは全然せず、むしろ大義すら感じる。音の完成度も見事。80年代サウンドは完全に市民権を得た感じしますね。ウィークエンドのおかげもあるでしょうけど。


Quality over opinion/Louis Cole

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これはライブと合わせて一本!最高だったもんなぁ。何処かでふざけた感じがないと、今って入り込みづらいよね。ユーモアは大事。そこに有無を言わさぬテクニックと、芳醇なセンスが合わさる最強音楽。


Revealer/Madison Cunningham

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これは出会いでしたね。アメリカの女性シンガーソングライターマディソンカニンガム。伝統的なフォークロックだし、編成もギター、ベース、ボーカルのなんの変哲もないものなんだけど、とても新しく感じる。これは全ギターバンド聴いた方が良いと思う。フレージングと音の処理で古さを打破する、とても良質な音楽。


The Mars voltaThe Mars volta

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これが今年1番びっくりしたかな。俺の知ってるマーズヴォルタじゃない!って。ギターあんまり歪まないし。やっぱりこの人達って普通にオルタナティブだの、ハードロックだのに収まる人達じゃないんだな。そう思った。この全く予想外の新しい音にセルフタイトル。完全支持。


Rolling golden holy/Bonny light horseman

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アメリカのインディーフォークトリオ、ボニーライトホースマン。僕はビッグシーフよりこっちが好きですねえ。音の一つ一つが研ぎ澄まされてて、歌心があってってのは全く一緒なんですけど、この3人の音楽が持つムードがとてもしっくりくる。これ聴いて寝るのがとても好きな時期がありました。


Gemini rights/Steve lacy

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ベストヒットUSAで知った人。ジ・インターネットのギタリストなんですよね。今の音なんだけど、しっかり楽器も弾いてて、何処か捉えどころのないポップミュージック。上がるでもない、憂鬱でもない感じがとてもしっくりきます。


Midnight/Taylor Swift

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今のアメリカ音楽界の女王、テイラーはこの所全く外さない。時代との寄り添い方もしっくり来る。これだけ売れてて、地に足がついてるのって凄いなーって思う。まあもうちょい冒険して欲しい気もするけれど、好みの音なんで抗えません。


Devolver/Ryan Adams

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アホみたいに曲を作る作曲猿ことライアンアダムス。4枚もアルバム出して、どれも良いってどういう事?でもこのアルバムが1番しっくり来たかなぁ。まあ4枚も作った努力賞的側面もありますが。色々やらかすタイプだけども、憎めないかなぁ。


Surrender/Maggie Rogers

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プロフェッショナルな音作りの腕のあるアメリカのシンガーソングライター。ファレルがフックアップしたんだよね。まあこういう人は裏方としてもやっていけるんだろうし、歌も良いから、ずっと残るよ。前のアルバムも好きでした。


Blve rev/Alvvays

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カナダのインディポップバンド、オルウェイズ。今作はザッツギターポップシューゲイザー風味も強いし、その界隈は絶対にたまらないはず。下北のギターバンドに聴かせたら全員好きだと思う。そのくらい良く出来たアルバム。バンドやるの楽しそうだな。

 

 

という10枚が後半のベストアルバム。合わせて20枚。純粋に20枚選ぶとまた違うのが難しいところ。まだまだ良い音楽作ってる人いっぱいいますよ。

俺のこんな駄文が少しでも誰かに届いて、誰かの音楽ライブを豊かにすればいいなと思ってやってます!どうぞ2023年も楽しい音楽ライフを!良いアルバムあったら俺にも教えてねー。

ベストアルバム2022前半

 

あけましておめでとうございます!毎年恒例ベストアルバム、今回は元旦に発表!2022年の良い音楽はこちらに!


今回は2022年前半。前後半に分けないと枚数が足りないので。そして、昨年は前半が豊作で、コステロイールズ、スプーン、!!!、ソンドレラルケ、ウィルコなどの常連も入れず。通期で20枚だったらまたラインナップは変わってたかな。

 

Harry's home/Harry Styles

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2022年ベストはこのアルバム。伝統的なソングライティングなのに古くならない練られたプロダクション。ハリーのスター性も含めて完璧なハーモニー。これぞポップ。


The tipping pohnt/Tears for fears

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デビューから3枚傑作を出して、そのデビューから約40年後に負けないくらいの傑作を出すってのは地肩が半端ないって事。音楽への情熱を失わないベテランに敬意を。


Life is yours/Foals

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元々良いバンドだったけど、80年代のダンスポップに振り切って覚醒。ルックスがどうにもモッサリしてるので、浮かれた感じに見えないのも良いかも。80年代育ちには抗えない音楽です。


Ants from up there/Black country, new road

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アカデミックな感じと、パブロックとかトラッドとかが溶け合って、新しいポーグスみたいに感じる新世代のバンド。生音に拘ってるのが面白いよね。このバンドはこの後大化けするか、マニアに愛されて生き続けるか、どちらかになると思います。


Pray for me I don't fit in/Melt yourself down

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Spotifyで見つけた、強引に胸ぐら掴んででも踊らせる、ポストパンクの匂いのするダンスミュージック。フェス映えしそうだから、その手のシーンで盛り上がるのでは?パンクとファンクってのは最強だと思ってます。


Mr.morale & the big steppers/Kendrick Lamar

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ヒップホップ門外漢の自分でも、ラップのリズムで上げてくる感じに興奮。音も他のヒップホップとは一線を画してて、生音の鳴りが効果的に入ってニンマリしちゃう。まあその筋のトップランナーですからね。トップはシーンを超えて来ます。


Love quantum/Theo Croker

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カマシワシントンが開いたジャズの扉、そこに続いて入ってきたのがこのセオ・クラッカー。アメリカのトランペット奏者ですが、このアルバムはほぼ歌物。強烈なファンクというより、サイケデリックでスペーシー。これがジャズなのから正直わかりませんが、とてもハマってます。


'Flicted/Bruce Hornsby

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ブルース・ボーンズビーが売れてた時代は日本の音楽か、昔のパンク、ニューウェーブばかり聴いてたので、全く接点がなく。でもこのアルバム一曲目のブレイク・ミルズとやった曲でノックアウト。昔のアルバムも良かったですが、このアルバムが1番好きです。


Free time/Jerry Paper

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これはまさにツボ。ヘンテコで多層的なポップ。しかもどこかふざけてる。ルーカス・ネイサンという人の変名プロジェクトなんだけど、宅録シンガーソングライターの枠に収まる感じではなく、昔はノイズプロジェクトにもいたらしい。まあ自由な音作り。でもめっちゃポップ。ルックスものび太君みたいだし、俺はここを目指すべきか?なんて思ったりしたアルバム。


Inside problems/Andrew Bird

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バイオリンを弾きながら歌うシンガーソングライター。映画音楽なども手掛けてて音が深い。ソンドレラルケとか好きなら聴くべきかな。声にもムードがあっていいな。

 

 

 

ケンドリックラマーとセオクラッカー以外はアナログも入手したので、その影響でよく聴いたのもあるかな。まあでもよく聴いたし、この10枚はめちゃくちゃレベル高い。みなさんも是非お手に取って頂きたい。

 


2022年後半と、邦楽・K-POP編のベストアルバムはまた今度。あと2022年シングル殿堂入りプレイリストも発表していきます。通年でのリスナー体験報告。これを参考に新しい音楽に触れて下さい!

 

今年もよろしくお願いします!

2021年ベストアルバム・ベストシングル総括

 

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この間書いたベストアルバム、シングルについてちょこっとコメント。ちょこっとね。

 


■2021年上半期洋楽ベストアルバム

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「Tethers」The Natvral

「Endless Arcade」Teenage Fanclub

「Collapsed  In sunbeams」Arlo Parks

「Roseville」Har Mar Superstar

「Little Oblivions」Julien Baker

「Welfare Jazz」Viagra Boys

「Long Lost」Lord Huron

「Take The Corners Gently」Steady Holiday

「The Golden Casket」Modest Mouse

 


■2021年下半期洋楽ベストアルバム

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「An Evening with Silk Sonic」Silk Sonic

「Take the Sadness Out of Saturday Night」Bleachers

「A Begginer’s Mind」Sufjan Stevevs /Angelo De Augustine

「I Am AliciaAlicia Walter

「Queens Of The summer HotelAimee Mann

「Feel So Good//Feel So Bad」The Shivas

「Chrysalis」Joon Moon/ Julien Decoret/ Liv Warfield

「BLK2LIFE || A FUTURE PAST」Theo Croker

「Love Will Be Reborn」Martha Wainwright

 


まず洋楽ベストアルバム。あまりに候補が多くて上半期、下半期に分けました。

 


上半期はペインズのフロントマンが解散後に発表したソロプロジェクト、ナチュラルが大当たり。ディラン流れのロックンロールで、まさかそんな王道で来ると思わなかったからびっくり。

あとは昔はおじさんが狂い踊る感じのダンスミュージックだったハーマースーパースターが、英国ポップミュージック的なアルバムを作って来たのも意表を突かれた。完全にポップスでしたよ。

 


下半期は何よりシルクソニック。もう2021年ナンバーワン。聴きまくった。とてもオーソドックスな音楽なのに全然古く無い。スーパースター同士の組み合わせで足し算じゃなく掛け算になる奇跡。

あとボスとシングル出して、アメリカンロックの未来だと感じたプリーチャーズ。元FUNの人ね。良い塩梅の80's感で、エレポップじゃないあの時代の感じを聴かせてくれる。そんな人はあまりいないからツボです。ションパーを感じますね。これ褒めてますからね。笑

テオ・クロッカーだけはちょっとズルしました。ミュージックマガジンのジャズのベストアルバムで見つけて聞いたら最高で。カマシワシントンと同じフィーリングを感じて。これも2021年に聴いたから!と入れる事に。ジャズファンクは大好きになりましたね。まだジャズそのものには行けてないですが。

 


■2021年邦楽ベストアルバム

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「Annihrlation」AAAMYYY

「you love」羊文学

「心理」折坂悠太

「Music for Films 2020-2021」細野晴臣

「Turntable Overture」カーネーション

「新しいもの果実」GRAPEVINE

「crepuscular」KIRINJI

「天才の愛」くるり

「ゴーストアルバム」Tempalay

 


邦楽のベストアルバム。発表した後にパッファロードーターとハンバートハンバート忘れた!ってなったので、本当はくるりとTempalayと交代かなぁ?なんて思ったりも。

AAAMYYYちゃんはもうツボど真ん中。メロディーとサイケ感がちょうど良い塩梅。

折坂悠太のバンドサウンドは凄かったねえ。それに歌が負けてないのが凄い。ここから大衆性に振れるのか、作品性に振れるのか、今後が楽しみ。

あとはバイン凄く良いです。バンドでありながら今の時代の音にしっかりなってる。脱帽。もっと話題になって良いです。

 


■2021年洋楽ベストシングル

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「Babv Don't Cry」Sunflower Bean

「My Time」Rubber Band gun

「Ekvte'」Pino Palladino/Blake Mills

「Emily Ivory」Guster

「You Can't Go Back」Del Amitri

「Ploy」Silvertwin

「glider」Japanese Breackfast

「Something」Dayglow

「heartbeat」Darkbird

 


シングルはSpotifyで聴いて気に入ったものなので、知らない人沢山。サンフラワービーンなんて今でもどこの誰だか。

ツボはラバーバンドガン。これもジョンパー感が。ジョンパーブーム来てるのか?セントエルモスファイアー。

 

■2021年ベストシングル邦楽

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「ヴァイオレット」原田知世

「フューチャー・ウェイヴ」CAPSULE

「UTOPIA」佐藤優

「Call In Sick」Xavier/Chelmico

「大好物」スピッツ

「SANDI」Micheal Kaneko/さかいゆう

「Saturday Night Sky」Analogfish

「べいべ」どんぐりず

「Didn't Know」三浦大知

 


邦楽シングルは原田知世に打ち抜かれました。川谷絵音仕事。やりますな。

あとは佐藤優介はサウンドがジャスト。カメラ=万年筆の人。これは日本人にしか作れないサウンドだと思う。

三浦大知はシングルのカップリング。この音数少ないアレンジ最高。三浦大知のリズム感を味わえるエッジーなダンスミュージック。

 

 

 

こう改めて聴くと、邦楽のシングルだけダンスミュージック寄りですけど、基本打ち込みから生音、バンドサウンドに興味が行った一年でしたね。リズムは打ち込みでも、どこかアコースティック感がある音楽に耳が持っていかれました。DTM全盛で1人の音楽ばかりだけど、どこかで合奏の感覚を求めてるのかもですね。僕は全然合奏しない人なんですけど。笑

 

 

 

2021年の1番はシルクソニック。それはもう断トツ。めちゃくちゃ聴いた。自分は今までファンクは聴いてもソウルはあんまり聴かなかった。プリンスやスライはファンクロックだし、ロックが入らないと興味も持てなかったのが、もうソウルにどっぷりハマり出して。そこにシルクソニックだからそりゃあハマりますよ。今求めてた音楽でした。

 

 

 

今年も沢山音楽聴いたー。音楽楽しい。今年気に入ったシングルのSpotifyプレイリスト置いておきます。良い曲しかないプレイリスト。でも5時間半くらいあるんで覚悟して。笑

 


https://open.spotify.com/playlist/0nNP4eXSORsFdz4gBcPo4g?si=JlO3NvvpTxqTqrcg2SL-Vw

 

 

 

長々と失礼しましたー。お付き合いありがとう。

エガワヒロシ的2020ベストシングルプレイリスト

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※手違いで2021年作品が沢山入ってました…。ちょうど100曲じゃなかった…。47曲に減りました…。

 

僕は音楽マッドネスなので、Spotifyで毎日新曲をチェックしてるわけですが、僕なりのルーティーンがあります。

 


ニューリリースとディスカバリーを毎日チェックするのは当たり前ですが、その中で気になったアルバムは、お気に入りに入れて後で聴きます。そして聴いて気に入ったらその年内はお気に入りに残し、気に入らなければ即削除します。残す基準は、年間ベストアルバムに値するかどうか。月が進むごとに基準は高くなり、前に気に入ったアルバムでも翌月に削除というのも良く起きます。そして年が明けたら基本全部削除。後はアナログで探し続ける日々。

 


そしてシングルの場合、好きなアーティストは自動的に、気になった曲は一聴してから「新曲」というプレイリストに追加します。このプレイリストは常日頃聴く、1番利用率の高いプレイリスト。

 


そして「新曲」を聴くたびに気に入らない曲、飽きた曲を躊躇なく削除していきます。そこで残った曲はまさにお気に入り。しかしそれをそのままにしておくと「新曲」プレイリストが活性化しないので、まだまだ聴きたい曲は年毎の「殿堂入り」プレイリストに追加していきます。

 


じゃあ「殿堂入り」に入れば終わりかといえばまだ終わりでは無く、たびたび「殿堂入り」も聴いて、最高の曲で無ければ削除します。また「殿堂入り」を聴きながら、各アーティストページに飛んで、ニューリリースがないかチェックするのも恒例。アルバムも気になったら聴いてみます。

 


というルーティーンをくりかえして出来上がるのが「殿堂入り」プレイリスト。この間2020をチェックしていたら、なんと曲数がピッタリ100曲!偶然!これは公開するしかないよなぁーという事で、エガワヒロシ的2020年ベストシングル100プレイリストとして公開したいと思います。誰が求めてるのかは知らないし、趣味丸出しなんで、合わない人にはなんじゃこれは!?となるかと思いますが、これが本当に僕の音楽的嗜好。それぞれ好きなものを聴けば良いよね。これが誰かの音楽探求の助けになれば嬉しいな。

 

 

 

こんなのも気になる音楽マッドネスな人は是非チェックしてみて下さい。お気に入りがあったらその音楽の話をしましょう!

 


https://open.spotify.com/playlist/4VDMVeb1w5OuIWzEBrGWJB?si=facd191c56d247e8

2000年代J-POPベスト30

 

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毎週見てる音楽番組の関ジャムで、2000年代のJ-popベスト30というのをやっていて、面白そうなので自分でも選んでみた。

 


基準は2000年代以降のJ-pop、というか日本の曲で、自分が刺激や影響を受けた曲。アルバム単位ではなく曲単体。しかも1アーティスト1曲。そして自分だけが知ってるようなマニアックな視点ではなく、ある程度の知名度のある曲を選んでます。まあヒット曲とまでは言わなくても、話題になった曲って感じかな。

 


以下が僕の選んだ30曲。

 

 

 

30位 ワダツミの木/元ちとせ

和をモダンに取り入れた名曲。上田現さんが残した大きな果実。

 


29位 ポリリズムperfume

日本という国は、テクノポップの遺伝子が色濃く継承されてるんだと思い出させてくれた曲。

 


28位 レモンキャンディ/CHARA

作曲家岡村靖幸に外れ無し。

 


27位 感電/米津玄師

最新というよりも今までも、これからも、どこにもない音楽。

 


26位 ロッキンルーラ/モーサムトーンベンダー

レディオヘッド以降の小難しくなった音楽にひと蹴り食らわした純度100%のロックンロール。

 


25位 乙女パスタに感動/タンポポ

アイドルソングに目を向けさせてくれた曲。ジェリーフィッシュの刻印が入ったクイーンリスペクトポップ。

 


24位 できない/ゆらゆら帝国

「空洞です」か「ゆらゆら帝国で考え中」と悩んだけれど、ライブだとリズム隊とマラカスのみになるのが衝撃でこの曲を。意味を超えてくる、ただそこに置かれた言葉の妙。

 


23位 ナンダカンダ/藤井隆

藤井隆という人間の魅力がポップの魔法に乗っちゃった奇跡の曲。昔顔が似てると言われてたので勝手にシンパシーを抱いてます。

 


22位 youthful daysMr.Children

ミスチルの曲作りは巧みの一言なんだけど、その中でもこの曲は攻めてる。予定調和ではない音階で、予定調和で安心できる感動を届けるポップソング。王者まだ衰えず。

 


21位 マイガールシャムキャッツ

オルタナティブレフトフィールドな存在なのに「爽やかさ」を感じさせる音楽を届けてきた驚き。でもしっかりアウトロでカオスを繰り広げてニンマリ。

 


20位 シンデレラガール/King & Prince

作曲家として嫉妬した名曲。やられたー!と正直に思ったなぁ。ちなみに最近キンプリの岸君が大好きです。CQのジュン君に似てるし。

 


19位 ファンファーレと熱狂/andymori

歌詞の魅力をこれでもかと見せつけてくれた曲。サビのフレーズに頭をかち割られるくらい感動した。

 


18位 群青/YOASOBI

メロディーの才能もそうだけど、必要な音の取捨選択が素晴らしい。イクラちゃんの声も素晴らしいし、2020年代もこの人達の曲は選ばれ続けると思う。

 


17位 君の名は希望乃木坂46

今までアイドルが歌う必要がなかったリアルな世界を、アイドル自身がリアルに感じながら歌い始めた記念碑的楽曲。乃木坂はこれを超えるべく作曲家達が群がり、楽曲の質が向上したんたと思う。

 


16位 pop virus/星野源

星野源が今の時代と呼応する音を作ってる事を証明した曲。この豪華なサウンドプロダクションを使える立場になる為に、星野源は売れようとしたんだと思う。「アイデア」とかも好きです。

 


15位 CHE .R .RY/YUI

女の子が恋を歌う曲としてこれ以上ないくらい完璧なポップソング。それを不機嫌そうなYUIちゃんが歌うってのがミスマッチで魅力倍増。

 


14位 TSUNAMIサザンオールスターズ

楽家にはピークってあると思うんですけど、まだピーク来るんかい!と突っ込みたくなった名曲。桑田さんはこの後も波乗りジョニーとか白い恋人達で何度もピークを見せるわけです。もう異常ですよ。信じられん。

 


13位 ram hee/トクマルシューゴ

海外に出る時には必ずしも英語である必要がない事を証明した、音の魅力が溢れる特別なポップ。誰にも似てないし、誰も真似できない。とても敬愛する存在。

 


12位 天体観測/BUMP OF CHICKEN

「見えないものを見ようとして、望遠鏡を覗き込んだ」ってフレーズだけで何杯も飯が食える。歌詞と声が強烈なので、あとはなんでも名曲になるんじゃ?と思うくらい歌詞と声が突出してる。

 


11位 Monster/嵐

作曲家としてこれかっこいい!と思いながら、同時にこれは俺には作れないと白旗上げた曲。メロディーとサウンドかな。これは。

 


10位 プロミス・ザ・スター/BISH

色んな歌い手を上手く配置する事で、曲の良さを何倍にも出来る事を示した曲。勿論アイナという最強の槍があってこそですが。スマバン印のメロディーをアイドルにぶつける方程式を確立した曲。アイドルとエモの掛け算。

 


9位 トワイライト/going under ground

なぜこれがミリオンにならなかったのか今でもわからない。「主役は君と僕で 脇役のいないストーリー」というパンチラインは天体観測にも負けてないと思う。不器用な男の子と女の子のサウンドトラック。

 


8位 ぶーしゃかLOOP/岡村靖幸

岡村ちゃんの復活は嬉しかったし、よりポップに進化した作品はどれも最高で。でも意味不明なこの曲が1番岡村ちゃんを表してると思うのでこの曲を選出。意味を超えるファンク。

 


7位 2人セゾン/欅坂46

サイレントマジョリティーというアンセムでデビューした彼女達に奇跡のバランスをもたらした名曲。暗黒にギリギリ入らない凛とした強さと、可愛らしさが同居した素晴らしさ。これ以降は闇にアクセルを踏み込み、こっち側を排除してしまったのは勿体ないといつも思う。僕もコンペに参加してたので完敗と感じました。シンデレラガールとおなじ人達なんだよね。作曲。一回話してみたい人。

 


6位 優しいあの子/スピッツ

スピッツみたいなベテランバンドがまだ進化するんだ!と驚かされた曲。小学生の娘が何度も口ずさむメロディーと奥深い音。バンドマンの尊敬を集め続ける日本一のバンドだと思ってます。

 


5位 若者のすべてフジファブリック

バンドの力量と志村君の才能がスパークを起こした瞬間のドキュメント。もはや小説かと思うような情景描写を、異能集団が紡ぎ出すサウンドによって立体的に浮かび上がらせる。サビ前のシタールの音階が只者ではない証明ですよ。永遠の名曲。我が娘も良く歌ってます。

 


4位 don't move/META FIVE

才能のある人達が集まると交通渋滞を起こしがちなんですけど、センスの塊の人達は押し引きを良く分かってる。ショートケーキの苺的存在としてのLEO今井が秀逸。頭脳派の中で肉体派の彼の声が実にフィジカル的に機能してファンキーでロッキン。このセンスの人達はロッキンなんて嫌だろうけど。

 


3位 夜のメロディ/サニーデイ・サービス

この頃のサニーデイには神がかったオーラがあった。どんな音楽を奏でてもキラキラと輝かしてしまう魅力があった。僕はこんな曲が作りたいと思って、自分なりのアンサーソング「甘い匂い」という曲を作った。曽我部さんと同い年なんだよね。この曲がサニーデイで1番好きです。

 


2位 サヨナラcolor/スーパーバタードッグ

シンプルの極みなのに感動的なバラードで、一つもわざとらしくないのが素晴らしい。ここまで乾いたバラードって日本にあったかなぁ?しかも日本的なんだよね。乾いたっていっても日本の情緒を無視してない。このシンプルさにはずっと憧れてます。

 


1位 WORLD'S END SUPERNOVA/くるり

この曲と「ばらの花」どっちにするかと思ったけど、1位候補の曲が複数あるのって凄いよね。くるりが日本の音楽界に与えた影響はでかいと思う。日本的である事を誰も恐れなくなったし、日本の情緒と海外のサウンドは分離するものではない事の証明をしてくれたと思ってる。

この曲は日本であまりない平熱のファンク。ファンクになるとついソウルフルで熱い魂になりがちな中、ぬるめの温泉のような温度で曲を乗り切ったところがすばらしい。

くるりは頭でっかちと衝動のバランスがとても好きです。

 


と、これで30曲。凄いボリューム!泣く泣く外したのは色々あって、まりんやレイハラカミさんは曲単位よりアルバム単位だったし、チャットモンチーやクラムポンは楽曲単位でも、どれを選ぶか迷って外した感じ。最近だと長谷川白紙や中村佳穂が候補に入ったかな。最近の日本の音楽、面白いよ。

 


僕はポップが好きなので、ポップ寄りになりましたが、人それぞれ全然違う曲になるんじゃないかな、色んな人のランキング見れるのが楽しみです。関ジャム楽しい。