ベストアルバム2022邦楽&K-POP編

 

昨日は2022年ベストアルバム洋楽を発表したので、今回は邦楽&K-POP編。K-POPを何処に混ぜるか迷いましたが、日本人もいるしここが良いのかな?と。


Kiren/清水靖晃

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これを2022年のベストアルバムに入れるか迷いましたが、80年代に作られたとはいえリリースされたのは2022年。今年1番の衝撃的な作品だったので特例です。

アレンジャーとしてしか知らなかった事を反省するしかない音もメロディーも質感も最高!時代感もあってとてもニューウェーブ風味が強い作品。自分が好きな音楽が詰まってる。ジャパンとか好きな人は絶対チェックです。


ぼちぼち銀河/柴田聡子

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本当の今年No. 1邦楽はこれです。これがベストアルバムに入ってない雑誌のセンスは、信じられませんね。思わずアナログも手に入れました。全ての音楽を投げ込んだような音なのに最終的に童謡のようにわかりやすい。ライブも見たいな。


今、何処/佐野元春

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僕の音楽のルーツの1人、佐野元春さんの新作が弾けるような若々しい作品でびっくり。何度目かのピークがやって来た気がします。バンドとのケミストリーなのかな。いつまでもクールなロックンロール。紅白出ても崩れませんでした。


Our hope/羊文学

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もう今の若い子的には神様的なバンドなのかな?それも理解できるくらい汚れない存在感。音もシンプルながらとても美しい。何も特別な事はしてないんだよね。それが逆に凄いなと思います。


NIA/中村佳穂

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柴田聡子と中村佳穂って同じくらい凄いんだけど、より歌の強さが際立つのが中村佳穂かな。少女でも女性でもない、天界から舞い降りたような歌声。なのに「私歌上手いでしょ?」系のいやらしさが微塵もない。音楽の塊だね。


Midnight crisp/黒田卓也

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ニューヨーク在住の日本人トランペッターの作品。カマシワシントンとか、セオクロッカーとか、トランペッターの作るジャズを越境したような作品が好みみたい。その2人と比べると、よりジャズ色が濃いようには感じますが、まあジャズは門外漢なんでね。鋭いリズムとクールでニヒルなムード。カッコいい。


BETWEEN 1&2/TWICE

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「the Feels」で頂点を極めた感じだったTWICEが、また新たな魅力で一歩を踏み出した作品。Y2Kがどうこうってより、エレポップと上手くフュージョンしたイメージ。ミナとチェヨンとジヒョが好きです。まあ箱推しですけど。たおはツウィ推し。


gokigen/chelmico

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ヒップホップをポップにやる事に関しては今日本で1番じゃない?毎回良い感じのフックがあって心地良いです。


¥の世界/Mom

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これはSpotifyでの出会い。宅録オルタナでポップなんてのは今腐るほどいるわけですが「鉄人28号になって」とか言葉も雰囲気も独特。世紀末的というか、他にはないムードが面白いです。


MY REVOLUTION/ゆうらん船

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ゴーイング企画のライブで見てから注目してましたが、今回のアルバムはしっくり来たなぁ。オウガとかゆら帝みたいなアンダーグラウンドな音の感覚と、もうちょっと親切なメロディーが魅力。良い塩梅。

 

 

オリジナルラブサニーデイムーンライダース、METAFIVEとか大御所の作品も良かった。どんぐりずはアルバム出さないから入らないけど、いつも新曲良かったです。あとボーカル変わった水曜日のカンパネラも好きでしたね。K-POPだとIVEやnew jeansはシングル良いんだけど、これもアルバムじゃないから選出は出来ず。


もうアジアの音楽は劣るとか、そんな事は考えない方が良いと思うな。色んな国に色んな音楽がある。だからって日本の音楽しか聞かないってのもつまらないけどね。音楽はもっと気軽に楽しみましょ。