明けましておめでとうございます。2020年が完全に終わったので満を持してベストアルバム選出。洋楽編。
■kate NV「room for the moon」
■kelly lee owens「inner song」
■perfume genius「set my heart on fire immdiately」
■sondre lerche「patience」
■the jaded hearts club「you've always been here」
■fleet foxes「shore」
■field music「making a new world」
■a girl called eddy「been around」
■haim「woman in music PT.Ⅲ」
写真の関係で9枚。上3枚は鉄板。どれも1番レベル。
ロシアのケイトNVは急に日本語出て来たり、どこの国かわからない音楽が繰り広げられます。打ち込みと優しい生音が上手にブレンドされてて、大貫妙子感が日本人以上に強い不思議だロシア人。可愛いポップ。傑作。
次のケリーリーオーウェンはほぼテクノなんだけど、とてもSSWを感じる不思議な作品。ケイトNVと合わせたこの2枚は、これからのSSWの形が詰まってると思います。
パフュームジーニアスはレディオヘッドをきちんと消化する事ができる世代代表。僕らの世代とその後ろ10年くらいの人達は、レディオヘッドの影響がデカ過ぎてなんだか妙に暗い音楽になってたりしたけど、この人達は神聖さが自然。今までも大好きだったけど、これが最高傑作じゃないかな。
そしてソンドレラルケは復活!って感じ。上品にネジレる事ができるのがこの人の真骨頂で、その感覚がついにバージョンアップされたように聴こえました。少年からやっと大人になったイメージ。もうだいぶおじさんのはずだけど。笑
ジェイデッドはミューズのマシューとか、ブラーのデーモンとか、マイケルケインとか、UKの大物バンドマン勢揃いでノーザンソウルのカバーをやるという企画盤。黒さをあんまり出さない英国人の黒い部分にスポットライトを当てて、個人的にツボでした。
フリートフォクシーズはアメリカンインディの大物感半端ない、どうだ!って感じの緻密で大胆で繊細な音楽。頑固親父の絶対外さないラーメン屋みたいなイメージ。職人感100%。
フィールドミュージックは1月10日リリースだし、ちょっと時期を外した感があるんだけど、一昨年一番気に入ったシングルが入ってるので選出。トーキングヘッズ丸出しなシングルが最高でした。
ガールコールドレディはニューウェーブが入ってない、古き良きポップスを真っ正面からやってて好感。とにかくグッドメロディーを追求してて心地良いです。
あと一枚はハイム。ルーツミュージックと新しさを両立させてるガールズバンド。これは地味に繰り返し聴いてましたね。しっくりくる。
この9枚がベストアルバム。いやー泣く泣く落とした人も沢山いますよ。テイラースウィフト、ルーファスウェインライト、サム・アドミン、チャイルディッシュガンビーノ、ウィルコ、ブライトアイズ、スフィアン、ローリングブラックアウツコースタルフィーバー、ブレイクミルズ、モンドコズモ、レモンツィッグス、ジョナサンブリー、ディープシーダイバー、ダンクロール、ベバドゥビー、1975、スカイウェイマン、デュアリパ、トラヴィス、ビリージョー辺りは余裕で4枚目以降と交換可能かな。明日聞いたら変わるレベル。
こんだけ良いアルバム聴けたから、昔毎週欠かさずやってたディスクレビュー復活させるかなぁ?なんて考えてます。紹介しきれないくらい沢山の音楽がある。新譜じゃない出会いもあるしね。
今年も沢山の音楽に出会えると思うとワクワクが止まらない!皆さんも充実のミュージックライフとなる事をお祈りして、新年のご挨拶に変えさせて頂きます。謹賀新年!