アメリカ,イギリス編に続いてベストアルバム2023年カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ編。写真の都合でベスト9。区分けはなんとなくなので、理由はありません。
1 「Continue as a guest」The new pornographers
2 「Understudy」Sondre lerche
3 「Tall pop symdrome」Jack ladder
4 「The answer is always yes」Alex lahey
5 「Come fetch my soul!」Sunyears
6 「Giving the world away」Hatchie
7 「Wow」Kate NV
8 「Wetherman」Eddie benjamin
9 「Young hearts」Benny sings
1位はカナダのスーパーバンド。ズンパノ、デストロイヤーのメンバーが組んだニューポルノグラファーズ。産業オルタナとでも言いたくなるような、よく出来たポップなオルタナサウンド。いやプロ仕事って感じで褒めてますよ。本当に。今年のトップ3に入るくらい良かった。
2位はノルウェーの神童も大人になった、ソンドレ・ラルケ。この人は2020年代くらいから完全復活って印象。その前も悪くなかったけど、1stが良すぎたからね。凝りすぎの一歩手前で止める、心地良くも複雑なポップソング。
3位のジャック・ラダーはオーストラリアのバリトンボイスシンガー。いつもはどうか知らないけれど、今回のアルバムはツボを突きまくるエレポップで、特徴的な低い声でセクシーが零れ落ちる様に歌う。正に最高。
アレックス・ラヘイはオーストラリアのオルタナティブなシンガーソングライター。コートニー・バーネットの姉さんみたいな感じ。ドラムとベースとギターで聴かせるロックの世界の住人。
5位はスウェーデンのピーター・ビョーン&ジョンのピーターのソロプロジェクト、サンイヤーズ。フォークロック的な60年代を感じる音楽をそのままやってるので、懐古的と取られるかもしれないけど、シンセ使えば新しいわけじゃないのが2023年のモード。とでも新鮮に聴けました。
いつになっても読めない名前のバンドのベーシストのソロプロジェクト、ハッチーは心地良いエレポップ。自分がオーストラリアのエレポップにとにかく弱いって事がはっきりしました。
ロシアのおもちゃ箱的ポップのケイトNV。アメリカ人とやったDecisive pinkも良かったけど、こちらを選出。迷ったー。前作ほどではなかったけど、今作も誰にも似てない人懐っこいエレクトロニックミュージックを聴かせてくれました。
8位はオーストラリアのエディ・ベンジャミン。この人のなんとも人肌感のある,温かくも優しいポップは癖になる。TWICEのチェヨンがカバーしたらバージョンも良かったです。
そして最後はベニー・シングス。ハンドメイドポップの達人。今回も良曲多数。枯れないねえ。
あとはカナダのロン・セクススミスもベテランらしい安定感で良かったですね。それとブロークン・ソーシャル・シーンの元メンバーがボーカルを務めるメトリックもエレポップに突き進んでて良かった。そしてブロークンの首謀者、ケヴィンのソロも好きでした。とにかくエレポップ入った産業ロック的オルタナバンドにとにかく弱い自分です。それって大体カナダかオーストラリアなのは何でかな?
次回は日本編です。