2023年ベストアルバム(アメリカ編)

 

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皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新年の初めは2023年の振り返りから。毎年発表してる個人的ベストアルバムです。写真の都合でベスト9。今回は地域別。まずはアメリカ編。


1  「the record」boygenius

2  「Newfound oxygen」Steady holiday

3  「Javelin」Sufjan stevens

4  「Mama rosa」Brian blade

5  「GUTS」Olivia rodrigo

6  「The rise and fall of a midwest princess」Chappell roan

7  「Knower forever」KNOWER

8  「Smalltown sardust」King tuff

9  「i I's never fair, always true」JAWNY


ボーイジーニアスは2023年圧倒的No. 1ですね。これは名作としてずっと語り続けられるレベルのアルバム。最期のループまで、一つの作品として美学が貫かれてる。3人の有能なシンガーソングライターが組んだバンドというのも面白いね。


ステディ・ホリデイはノスタルジックなポップミュージック。特別な事をしてるわけじゃないけど、良い曲と歌とそれを邪魔しないサウンドエバーグリーンとはこういう音楽だと思う。


スフィアン・スティーブンスは、実験の季節と実りの季節があって、今回は実りの季節が来た感じ。まあでも当人は実りであるとかも考えてないんでしょうね。たまに世に降りて来てくれるイメージかなぁ。ずっと追いかけますよ。


ブライアン・ブレイドは、凄腕ジャズドラマーが急にシンガーソングライターアルバム出して、めちゃくちゃびっくりして、しかもそれが沁みるっていう奇跡。曲も書けるんかい!っていう。ドラムの曲作る人ってみんな面白いよね。ルイス・コールとかね。


オリヴィエ・ロドリゴはプロダクトチームの有能さを感じるアルバム。「ヴァンパイア」を筆頭に曲もよく出来てるし、ギターサウンド復権させた功績もあると思う。ネクストテイラースウィフトになれるかはわからないけど、2023年を代表する一枚だと思う。


チャペル・ローンはSpotifyで知った人。今っぽい、楽器も打ち込みも駆使したポップミュージック。よく出来てる。歌も好き。レディホークのゴツゴツしてないバージョンって感じかな。自分が誰かをプロデュースするならこんな感じの音楽作りたい。


基本ルイス・コールのやる事は全肯定なので、ノウワーも全肯定なんだけど、女性ボーカルが前に出る事でキュートさが増すのがさらに好きな所。これは現代のユーリズミックスなのでは?なんて考えたりしなかったりして。


キング・タフもSpotify。アナログも買っちゃうくらき好き。ダイナソーJr.のJとメタルバンドやってるボーカリストってプロフィールだけでも大好きなのに、曲も良いし、サウンドも一筋縄ではいかない。ローファイだのオルタナだのの範疇なんだけど、そこからのはみ出し具合がとても好きです。


ジャウニーはベックとの共演曲で知ったアメリカのシンガーソングライター。基本ギターベースドラムで構成されるサウンドなんだけど、宅録感は強め。この人もちょっと捻れてる所が大好き。


というのがアメリカ編の9枚です。選出に迷ったのはBuck meek(フォークロックの進化系)、BJ the Chicago kid(ディスコ感がサイコー)、Big blood(オルタナティブ!)、Lydia loveless(カントリー系なのにインディーバンドみたい)、Lonley pirate committe(奇妙でオルタナな二人組)Mo troper(ジョン・ブライオンのカバー!)sparks(ベテランの現役感!)など。今年もアメリカ優位な印象です。


この後はイギリス編、カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ編、日本編、その他編と続きます!みなさんのリスナーライフのきっかけになればいいな。


今年も色々お付き合い下さい!よろしくお願いします!